島根電工が「おたすけ隊共創フランチャイズ」を開始
島根電工株式会社は、全国35社のフランチャイズ加盟企業との連携を強化するため、初の「おたすけ隊共創フランチャイズ グロース会議」を北海道・東北・関東の3つのブロックで開催しました。この取り組みは、企業間の相互理解を深め、各社の成長を目的としています。
新しい料金体制に向けた施策の背景
2009年からフランチャイズ事業を展開し、今年で13年目となる島根電工。その中で、加盟企業のニーズや状況が多様化してきました。これに対応するため、従来の「本部と加盟企業」という古い関係を見直し、加盟企業同士が情報を共有し、協力を進める「共創型」ビジネスモデルの導入に踏み切ったのです。
グロース会議での主なテーマ
会議では、以下の重要なテーマについて議論が交わされました:
1. 人材問題への多角的アプローチ
電工業界が直面する人材不足や育成・定着の課題に対処するため、参加した企業は独自の採用戦略を共有しました。文系学卒や海外からの人材採用、内定者支援、教育制度の工夫など、様々な取り組みが発表されました。
2. 収益改善と新たな挑戦
価格競争を避けつつ、新しい収益源の確保や事業の高付加価値化の取り組みについても議論が展開されました。具体的には、小規模な電気工事を通じて大きな納品につなげる成功事例など、創造的な営業戦略が紹介されました。
3. DX推進と組織改革
情報技術の活用による業務効率化が進む中、経営をデータで管理する試みも話題になりました。DX推進の成功事例を共有し、個々の課題に向き合うための方策が模索されました。
4. M&Aによる持続的成長
長期的な成長を見据えた事業戦略も議論されました。特に、民間工事の強化やM&Aを通じた事業基盤の拡充について触れられ、未来へのビジョンが明確化されました。
島根電工のさらなる展望
島根電工は、今後も加盟企業の成長をサポートし、自社の取り組みや成功事例を共有することで、共創の精神を促進していく意向です。会議から生まれた具体的な提案は、地域でのさらなる協力の礎となることが期待されます。これからも、島根電工は『あたりまえの毎日をつくる』という使命のもと、加盟企業と共に成長し続けることでしょう。
会社概要
- - 会社名: 島根電工株式会社
- - 代表者: 野津 廣一
- - 本社所在地: 島根県松江市
- - 設立: 1956年4月
- - 事業内容: 電気関連工事全般
- - フランチャイズ: 全国35社
- - URL: 公式サイト