FUJIの新型廃棄物選別ロボット『R-PLUS』
株式会社FUJIは、2025年5月28日から30日まで東京ビッグサイトで開催される「2025NEW環境展」にて、最新の廃棄物選別ロボット『R-PLUS』を出展します。この展示は、同社が長年の技術開発の成果を示す重要な機会であり、廃棄物リサイクルの未来を切り拓く一環と位置づけられています。
R-PLUSの特長と機能
『R-PLUS』は、産業廃棄物を効果的にリサイクルするために開発された装置で、特に手作業に代わる部分を自動化することを目的としたものです。このロボットは、AIを活用してベルトコンベア上の廃棄物を検出し、新開発のピッキングハンドを用いて自動的に選別します。これにより、人間の作業者並み、またはそれを超えるピッキングスピードを実現し、24時間稼働が可能です。
自動化による省人化の実現
この技術導入により、廃棄物選別工程の人手を大幅に削減できるため、作業効率の向上とコスト削減が期待されます。さらに、ベルトコンベアの設置角度は0°から20°まで対応しており、柔軟な設置が可能です。これにより、使用する施設の状況に合わせた導入が実現します。
展示会での『R-PLUS』の実演
展示会では、実際に稼働する『R-PLUS』のデモンストレーションを行う予定です。大成ロテック株式会社の東京青海合材工場に導入されている『R-PLUS』は、がれき類に混ざった不純物を自動で除去する役割を果たしており、初日にその実績を目の当たりにすることができます。また、加山興業株式会社のブースでは、混合廃棄物からの有価物の選別事例をパネル展示で紹介します。
ピッキングの未来を拓く技術
『R-PLUS』の設計には、廃棄物処理業界のニーズへの対応という観点が強く反映されています。現在、業界では労働力不足が大きな課題となっており、AI技術を活用した自動化はその解決策の一つです。さらに、環境問題の解決に向けた取り組みが進む中で、リサイクルの効率化はますます重要なテーマとなっています。
展示概要と会社情報
出展概要
- - 会期: 2025年5月28日(水)~5月30日(金) 10:00~17:00(最終日は16:00終了)
- - 会場: 東京ビッグサイト
- - ブース: `大成ロテック(A158)`、`加山興業(Q613)`
- - 主催: 日報ビジネス株式会社
- - URL: 2025NEW環境展
FUJIについて
株式会社FUJIは、1959年に設立された企業で、電子部品や工作機械の開発・製造・販売を手掛けています。愛知県知立市に本社を構え、社長の五十棲 丈二氏のもと、技術革新と市場ニーズに対応した製品作りを追求しています。詳しい情報は、公式サイトでご確認ください。
公式ウェブサイト
このように、廃棄物選別ロボット『R-PLUS』は、その先進的な技術によって、これからの環境問題解決に寄与する可能性を秘めています。ぜひ、展示会で実際のパフォーマンスを体験してみてください。