先住民族の食文化
2019-10-04 06:01:33
先住民族の食文化を学ぶ!全国から集結する料理人たちのワークショップ
食の未来を共に学ぼう!
先住民族の食文化を深く理解し、体験することができる貴重なイベント「先住民族テッラマードレアジア・環太平洋inアイヌモシリ」がいよいよ開催間近に迫ってきました。このイベントでは、ナバホ族、アルタイ山脈、チャモロの料理人をはじめとする多くのシェフたちが集結し、未知の食文化を学びながら、自らの伝統を語ります。開催日は、来週の〇月〇日です。
考古学や人類学といった分野とは異なり、食文化の交流は私たちにとって非常に身近で、かつ重要なものです。このワークショップでの経験を通じて、参加者は食に対する新しい視点を得ることができるでしょう。
魅力的なシェフたちが集結
今回は、アジア・環太平洋地域から多くの素晴らしい料理人を迎えています。北アメリカのナバホ族出身で伝統料理のレストランを経営するBrian Yazee、ロシアとモンゴルの接点に位置するアルタイ山脈の料理を次世代に伝えるFominykh Iuliia、さらにグアムのチャモロ料理を代表するCarbullido Robbyが参加します。
日本からは、アイヌ料理店「ハルコロ」を営みながらアイヌ文化を広めている宇佐照代さん、ペルーのアマゾンでのカカオビジネスに挑戦し、地域社会に貢献する太田哲雄シェフ、沖縄での焼肉店を経営し、肉の持つ文化を探求する満名匠吾さんなど、多彩なシェフが参加します。彼らの経験や思想は、参加者にとって大きな刺激となることでしょう。
モデレーターには、東京のフレンチレストラン『レフェルヴェソンス』の生江史伸シェフが登場。過去にはアイヌ料理を世界に紹介した経験も持ち、その視点から進行されるイベントは、学びの場として非常に意義深いものになることが予想されます。
アイヌ料理ワークショップ
イベントのハイライトでもあるワークショップには、北海道を代表する料理研究家、星澤幸子先生が携わります。アイヌ料理「オハウ」と「いなきび団子」作りを通じて、参加者は伝統的な食材の魅力を直接体験できるチャンスを得ます。
そのほかにも、熱々の島豆腐を作る教室や、アイヌ文様や琉球の工芸体験など、各種ワークショップが目白押しです。自分の手で作る楽しさと、先住民族の知恵を学びながらの体験は、参加者にとって貴重な思い出になることでしょう。
先住民族との交流と学び
本イベントでは、食を通じた交流を促進する場として、多彩な分科会も設けられています。気候変動と先住民族の関係、言語と食文化の深い関わり、そして新たな社会的役割を持つシェフたちが、伝統を次世代に引き継ぐ方法を模索する姿は、多くの人にインスピレーションを与えることでしょう。
11テーマから選ばれた分科会では、食品の未来を考慮しつつ、参加者が関心のある分野での知識を深めることができます。このように、多様な視点を持つグループでの学びは、今後の食文化や社会について考えるきっかけにもなります。
参加申し込み
興味のある方は、公式ウェブサイトを通じて参加申し込みを行うことができます。定員に達し次第締切となりますので、ご注意ください。また、同時開催される「先住民族テッラマードレマルシェ&ギャラリー」は入場無料ですので、お気軽に足を運んでみてください。
先住民族の食文化を知り、未来を共に築くためのこのイベント。話し合い、食べ、交流することで、広がる新たな可能性をぜひ楽しんでください!
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 日本スローフード協会
- 住所
- 東京都中央区日本橋兜町17番2号兜町第6葉山ビル4階
- 電話番号
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