スポGOMI甲子園2024・島根県大会優勝の開星高校
2024年10月19日に開催された『スポGOMI甲子園2024・島根県大会』で見事優勝を果たした開星高等学校の「なっ会」。このチームは、生徒3人で構成されており、野球部の1年生たちが頑張りました。彼らは、地元の松江市の上定市長に対して、その成果を報告するために表敬訪問を行いました。
スポGOMI甲子園とは
『スポGOMI甲子園』は、15歳から18歳の高校生が参加するイベントで、チームは3人で構成されます。参加者たちは、60分という制限時間内に指定されたエリアのごみを拾い、その質と量をポイントとして競い合います。この活動は、仲間と共に楽しむことができるだけでなく、地域や海のごみ問題を身近に感じ、自分事として捉えることを目的にしています。イベントは、日本財団が進行する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されています。
表敬訪問の様子
開星高校の生徒たちは、11月22日に松江市役所で上定市長を訪れ、県大会での優勝について報告しました。大会には県内から11校が参加し、22チームが様々な工夫を凝らしてごみ拾いに挑みました。優勝の要因として、ポイントの高いごみをターゲットにした戦略が挙げられ、生徒たちはその成果を誇らしげに語りました。上定市長は、「ごみ拾いに関心を持っている高校生が多く存在することを嬉しく思います。特に、SDGsの中には『海の豊かさを守ろう』という目標がありますが、海洋ごみ問題に取り組むことがその実現への道です」と、彼らの活動に対して感謝の気持ちを示しました。
全国大会への意気込み
「なっ会」のリーダーである中村海さんは、12月1日に東京で開催される全国大会への意気込みを示し、「優勝を目指します」と力強く宣言しました。上定市長が戦略を尋ねると、中村さんは「ポイントの高い吸い殻を多く拾う予定です」と話し、具体的な計画を明かしました。
開星高校は、スポGOMI甲子園島根大会に3年連続で出場し、そのすべての年において優勝を果たしています。昨年度の全国大会では、40都道府県の代表チームの中で6位に輝く成績を収めました。上定市長は、生徒たちに「島根県代表として全国大会でも頑張り、ぜひ優勝の報告に来てください」と激励の言葉を贈りました。
まとめ
スポGOMI甲子園は、地域の環境問題に真剣に取り組む高校生たちの姿勢を映し出す素晴らしいイベントです。この活動を通じて、彼らが環境意識を高め、未来に向けて行動を続けていくことが期待されています。彼らの活動は、地域社会全体を巻き込んで「ごみのない社会」を目指す礎となることでしょう。