BEENEXTの新ファンド
2020-06-16 13:30:10

BEENEXT、170億円規模の新ファンドでデジタル化を加速!

デジタルイノベーションを加速するBEENEXTの新ファンド



シンガポールを拠点に活動するベンチャーキャピタル、BEENEXTがこの度、合計170億円に上る新ファンドを設立した。この新ファンドは、アジアの新興市場や日本国内でのスタートアップ投資を拡大し、特にデジタル化を進める企業への支援を目的としている。

BEENEXTは、これまでに17カ国で180社以上への投資実績を持ち、デジタル企業の成長を促してきた。今回の新ファンドは、(1) 新興国のデジタルイノベーションを支援する「Emerging Asia Fund」と、(2) 日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する「ALL STAR SAAS FUND」の2つに分かれている。前者は約117億円、後者は約53億円規模で、それぞれ特有の課題に対応するローカル企業をサポートする。

新ファンドの設立においては、米国の大手機関投資家やアジアの富裕層に加え、日本の著名なIT企業や銀行、保険会社からも出資を受けることができた。これにより、資金提供に留まらず、事業の共同創造や成長を目指すパートナーシップを構築することを目指している。BEENEXTの代表である佐藤輝英氏は、起業家コミュニティの形成を重視し、国境を超えた協力を進めている。

新興市場におけるデジタル化の必要性


新型コロナウイルス感染症が世界的に影響を及ぼす中、各国の経済はデジタル化が不可欠となっている。BEENEXTは、WithコロナやAfterコロナの時代に対応するため、新たなイノベーションの発掘と支援を進めている。特に新興国において、デジタルリカバリーに向けた資金やノウハウの提供が求められており、それを実現するための強力なプレーヤーとしての役割を担っている。

代表的な投資先


BEENEXTのファンドは、さまざまな業界にわたるスタートアップに投資している。例えば、インドの不動産マーケットプレイス「NoBroker」や、中古車取引の「Droom」、QRコード決済を提供する「BharatPe」を含む。このような多様な投資先は、起業家同士が継続的に交流し、知見を共有する場を提供しており、国境を越えたイノベーションを促進している。

未来に向けた期待


BEENEXTの新ファンド設立は、単なる資金調達にとどまらず、新たなビジネスチャンスを創出する期待が集まっている。日本の技術力や経営ノウハウを活かしつつ、各国の起業家と協力しながら、新たなデジタルエコシステムを構築していくことが重要だ。

これからもBEENEXTは、デジタルイノベーションを通じて国際的な起業家の成長を支え続けるだろう。新たに設立されたファンドがどのような影響を持つか、今後の動向に注目が集まる。

会社情報

会社名
BEENEXT Capital Management Pte. Ltd.
住所
1 George Street, #10-01, 049145, Singapore
電話番号
070-3390-5588

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