消費財メーカー向け無料セミナー:売場を見るチカラと販促提案力の重要性
近年、人口減少による来店客数の減少や、値上げの影響による購買点数の減少、人材確保の困難さによる店頭オペレーションの効率化など、国内の小売業・メーカーを取り巻く環境は厳しさを増しています。このような状況下で、小売業は特定部門の強化や、リテールメディア化などによって他社との差別化を図ろうとしています。
一方で、メーカーの提案は過去の事例と照らし合わせて「これまで通り」「前年踏襲型」が多く、全国キャンペーンやブランド主体のプロモーションの採用率・実現率が低迷している状況が見られます。
これからのメーカーの営業部門には、「各流通ごとにオリジナル企画を立案」し、提案するスキルが重要になってきます。特に、広域企業や各エリアの重要企業に対しては、画一的で画期的な提案では小売業の採用理由に乏しく、バイヤーの共感を呼ぶことは難しいでしょう。
本セミナーでは、これから求められるメーカー本部担当者の重要スキルである売場の”目利き力”と流通オリジナル販促の企画力について、その背景・重要性と強化をしていくためのステップを解説していきます。
セミナー内容
1. メーカー×小売業の現在地とこれから
小売業の上位集中と前年踏襲型の営業活動の限界
全国一律のプロモーション提案の小売業にとっての価値
小売業のニーズは「他社との差別化」「個別対応」へ
2. 昨今のプロモーション・店頭の潮流・デジタル化による顧客体験価値と業務効率化
店頭展開やチラシ等から販促の現状を知る
小売業、バイヤー/買い物客のインサイトはどこにあるか
メーカーの営業担当者やブランド担当者に足りていない視点とは
3. これから必要とされるスキル強化に向けて
”シン・店頭起点の販促企画塾”について
売場と買いもの客をとらえるための「目利き力」を強化する方法
「企画の引き出し」を創る、店頭の視察
登壇者紹介
倉林 武也氏
株式会社リテールインサイト代表取締役
美術学校・私立大学卒業後に株式会社クレオに入社。企画職、営業開発部、教育研修部部長として流通小売業、メーカー、サービス業のマーケティング、プロモーションの業務に従事。2018年11月に起業、株式会社リテイルインサイト(千代田区大手町)を設立。コンサルタント、アカウントプランナーとして主に大手メーカー企業、リテイルにおいて、消費者や買物客のインサイトを起点にした行動デザインの応用や、実務的なデジタルの活用など、人や組織を動かす仕組みを追求している。2015年から国内外の主に店頭におけるプロモーション事例を収集・分析。数多くの店頭リサーチによる考察を業界メディアで執筆、寄稿している。
塚本 和之氏
株式会社マーケティング研究協会取締役 トレードマーケティング部 部長
大学卒業後、(現)花王グループカスタマーマーケティング株式会社に入社。営業担当として、広域量販チェーンを担当。小売業の課題解決を目的とした提案型営業を実践し、成功と失敗を経験。その後、株式会社マーケティング研究協会に入社。消費財メーカーのアカウント戦略立案とその実行のサポートや、次世代リーダーの育成に注力している。
セミナー概要
開催日時:2024年8月5日(月) 14:00~15:00
会場:ZOOM社ウェビナーを使用したWEBセミナー
受講料:無料(1社3名様まで)
* 対象:消費財メーカー様限定
詳細・お申し込みは、マーケティング研究協会のセミナーサイトをご覧ください。
主催:株式会社マーケティング研究協会
株式会社マーケティング研究協会は、1960年の設立より、マーケティング志向をもった人財・組織の育成と、お客様に選ばれ続けるための仕組みづくりを、「マーケティング支援」「BtoC営業力強化」「BtoB営業力強化」という3つの領域を中心に、公開セミナー・企業内研修・コンサルティング等様々な手法でご支援しております。