信濃大町で楽しむデジタルARスタンプラリー
長野県大町市で開催される「信濃おおまち みずの音スタンプラリー」が話題になっています。このイベントは、地元の水資源にスポットを当てたもので、株式会社palanが提供する「palanARラリー(パラナルラリー)」というWebAR技術を用いたスタンプラリーが採用されています。2024年9月13日から11月4日までの約2ヶ月間、大町市内の水にまつわるスポットを巡りながら楽しむことができます。特に信濃大町は全国的に見ても独特な水路網が広がっており、「水が生まれる」と称される地域です。
みずの音スポットを巡る
このスタンプラリーでは、特設の「みずの音スポット」を訪れながら、おおまぴょんという大町市のゆるキャラが案内役を務めます。参加者は、10箇所の設置スポットから6つのスタンプを集めることが求められ、スタンプを収集すると特別な景品として「北アルプス国際芸術祭オリジナル缶バッジ」と「特製芸術祭フォトフレーム」が用意されています。これを利用すれば、思い出の写真を残すこともできます。
ARの魅力と手軽さ
このデジタルスタンプラリーは、スマートフォンのアプリをダウンロードする必要がありません。QRコードを読み取るだけで、簡単に参加できるため、誰でも気軽に楽しむことができます。さらに、各スポットではAR技術を利用したフォトフレームが提供されており、訪れた記念となる写真を撮影することも出来ます。このように、デジタル技術を活用した体験が、より多くの人々に市の魅力を伝えています。
地域づくりとSDGs
信濃大町の「みずのわプロジェクト」は、地域の持続可能な発展を目指し、水資源を中心に地域ブランドの確立に取り組んでいます。このプロジェクトは、産学官金の連携のもと、持続可能なまちづくりを進めており、100年後にも変わらない水が生まれる地域を目指しています。
大町市の魅力
大町市は、北アルプスがそびえる美しい山岳都市です。市内を流れる水路は町の息遣いを感じさせ、古くからの歴史や文化が息づいています。また、豊かな自然環境に恵まれており、ジビエや山菜、お蕎麦など、地元の食材を使った美味しい料理も楽しめます。
WebARの進化
WebARは、特別なアプリなしでブラウザ上でAR体験を提供できる技術であり、観光業界をはじめとする多くの企業から注目されています。株式会社palanは、この技術を用いて様々なプロジェクトに取り組んできました。WebARを利用することで、非接触型の施策を実施しながら、安心してイベントを楽しむことができるようになります。
まとめ
「信濃おおまち みずの音スタンプラリー」は、楽しい体験だけでなく、地域の魅力や持続可能な未来に向けた取り組みを知る貴重な機会です。この秋はぜひ、大町市を訪れて、デジタルAR体験と水の町の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。