教育現場を変える「ThinkBoard」の登場
ゼッタリンクス株式会社(以下、ゼッタリンクス)は、教育コンテンツ制作・配信システム「ThinkBoard」シリーズを全国で展開することを発表しました。このシリーズは、株式会社教育情報サービス(以下、教育情報サービス)との総販売代理店契約のもと、2012年10月から販売を開始します。教育現場では、IT機器の整備が進み、より多様な教育手法が求められている中、この「ThinkBoard」は新しい教育のカタチを提供します。
1. 背景と導入の目的
近年、学校ではPCや電子黒板などのICT機器の整備が進んできました。教育の質を向上させるためには、これらの機器をいかに有効に活用するかが鍵となります。特に、タブレット端末の導入により、デジタル教材を使用した授業スタイルの変革が期待されています。
教育情報サービスが開発した「ThinkBoard」は、教師が手書きで書いた文字と音声を同時に記録することが可能です。これにより、簡単に教育コンテンツが作成でき、すでに多くの教育機関で導入されています。このシステムは、反復学習や遠隔教育などにおいて高い効果を上げています。
2. 「ThinkBoard」の特長
「ThinkBoard」にはいくつかの優れた特長があります。
特長1: 圧縮技術
独自の圧縮技術を採用しているため、録画ファイルは非常に小さく、例えば10分のコンテンツでもファイルサイズは約5MBと軽量です。これにより、ネット配信時にもストレスがなく安定した配信が可能です。
特長2: 高解像度
このシステムは解像度1024×768から1920×1080まで対応しており、小さな文字でもはっきりと表示されます。手書きの文字も、音声に合わせてリアルタイムで滑らかに再生され、視認性に優れています。
特長3: ユーザーフレンドリーな機能
倍速再生や一時停止、画面の印刷などの便利な機能が搭載されています。音程を変えることなく2倍速再生が可能なため、通常の半分の時間で視聴することができます。これにより、効率よく必要な情報を得ることができます。
3. 今後の展開
ゼッタリンクスは、「ThinkBoard」を通じて全国の教育機関への迅速な導入を視野に入れています。また、同社のICT授業支援システム「リモコン倶楽部Z School Edition」との連携を図ることで、タブレット端末を活用した協働学習環境の構築にも力を入れる予定です。
教育ICTの進化が期待される現状において、「ThinkBoard」は新たな選択肢として注目されています。これにより、教育の質がさらに向上し、生徒たちの学びがより充実したものになることでしょう。
詳しい情報は、
ThinkBoardご紹介ページをご覧ください。
- - 会社名: ゼッタリンクス株式会社
- - 代表者: 代表取締役山田邦裕
- - 本社所在地: 東京都荒川区西日暮里5-14-4 KYビル5階
- - 設立: 2011年7月1日
- - URL: ゼッタリンクス株式会社