スワイヤー・ホテルズの新ブランド『ザ・ハウス・コレクティブ』、東京に初上陸！

スワイヤー・ホテルズが新たな試みとして、日本にコンテンポラリーラグジュアリーブランド『ザ・ハウス・コレクティブ』を展開することが発表されました。このブランドは、渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトの一環として、2027年度に竣工予定の新しい施設として登場します。特に注目したいのは、これがザ・ハウス・コレクティブにとって、香港と中国以外での初めての進出であることです。

スワイヤー・ホテルズは、東急グループとLCatterton Real Estateと協力し、世界に名を馳せるラグジュアリーホテル経営の経験を活用して、日本国内における新たなデスティネーションを創造します。ザ・ハウス・コレクティブは「モダニティー」「活力」「ラグジュアリー」という理念を掲げており、エクスペリエンスや人とのつながりを重視したサービスを提供します。

新しいホテルが開設される来年は、スワイヤー・グループが日本における事業を始めてから155周年の節目となります。この間、横浜での事業からスタートし、神戸、東京、名古屋と拡大してきました。また、航空ビジネスでのキャセイパシフィック航空は、1959年に東京に初航路を開いた外資系航空会社という歴史があります。そのため、スワイヤー・グループは、物流から宿泊、旅行の文化に至るまでの多様なサービスを提供する立場を築いてきました。

ザ・ハウス・コレクティブのホテルは、それぞれが独自の文化とデザインを持ち、旅慣れたトラベラーに向けたパーソナライズされた体験をウェブしています。例えば、北京の『ザ・オポジットハウス』では、隈研吾氏が設計を担当し、中国の伝統とモダンな感覚が融合した空間が特徴です。また、香港の『ザ・アッパーハウス』は、アンドレ・フーによる個性的なデザインで、控えめなラグジュアリーを演出します。

渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトは、東急株式会社、LCRE、株式会社東急百貨店の共同プロジェクトであり、延床面積は117,000㎡に及び、上質なリテールや賃貸レジデンスも完備される予定です。このプロジェクトは、活気に満ちた新しいランドマークを目指し、国際的な建築デザイン事務所「Snøhetta」によるサステナブルな空間作りが期待されています。また、環境や持続可能性に配慮した国際認証の取得も目指されており、地域社会と調和した形で発展していく考えが示されています。

代表者たちは、この新しいプロジェクトについて以下のようにコメントしています。スワイヤー・ホテルズのトビー・スミス副会長は、『ザ・ハウス・コレクティブが東京に新しい息吹をもたらすことに胸が高鳴ります』と語り、東急株式会社の髙橋和夫社長も、パートナーシップを結べたことを嬉しく思っています。

この新しい宿泊施設が開業することで、東京を訪れる旅行者や地元の人々に向けて、未だかつてない体験が提供されることでしょう。渋谷への新たな訪問を計画する際は、ザ・ハウス・コレクティブをぜひ、検討する価値があるでしょう。