アルティウスリンクのBPO研修がAIで進化
アルティウスリンク株式会社は、企業の業務を包括的に支援するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを展開している。最近、この企業が提供する新人オペレーター研修に、amptalk株式会社が開発したAIロープレツール「amptalk coach」を導入した。これにより、研修体制の効率化と育成の質向上が図られ、従来の課題を克服することに成功した。
導入の背景
アルティウスリンクでは、繁忙期に最大で100〜150名の新人オペレーターを採用するが、従来の研修体制にはいくつかの課題があった。管理者が多くの新人を育成するために対面での評価や進捗把握が難しく、評価結果の紙ベースでの記録からエクセルへの転記作業も多く、これが繁忙期には負担となっていた。また、個々の学習スピードに合わせたロープレが困難であったため、研修の質にばらつきがあった。
このような課題を踏まえ、アルティウスリンクは「amptalk coach」を導入することに決定した。これにより、短時間で安定した新人育成を実現し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進も目指している。
導入後の成果
「amptalk coach」の導入により、新人研修の進行が大きく改善された。具体的には、管理工数が約8割減少し、従来は13〜14名で実施していた確認・判定体制が2〜3名で運営できるようになった。これにより、研修の標準化が進み、評価基準の共有によって育成のばらつきが解消され、質の向上が図られた。
また、新人が座学期間中からアウトプットを増やせる環境が整い、自ら学ぶことができる「自走型」の学習が促進されている。これは、教えるべき内容と重要なポイントを全員が共有しやすくするため、ナレッジの蓄積にも一役買っている。
「amptalk coach」を選んだ理由
アルティウスリンクが「amptalk coach」を選定した理由はいくつかある。まず、現場主導の運用性が挙げられる。担当者がシナリオ構築し、評価基準を迅速に見直すことができるため、各BPO案件に柔軟に対応できる。また、AIを利用することで、現場が実践的な経験を通じてAIリテラシーを向上させることができる点も評価されている。
さらに、AIと共にいつでもロープレが行える環境を提供することで、新人が必要に応じて繰り返し学べる体制も整っている。このような環境が整ったことで、マネージャーの育成負担も軽減されている。
アルティウスリンクの企業情報
アルティウスリンクは、企業のフロントオフィスからバックオフィス、IT領域までの業務を支えるBPOサービスを提供している。グローバルに事業を展開し、企業のCX向上や中長期的な成長を支援することに注力している。また、彼らの企業理念「そのつながりを、もっとつよく。うつくしく。おもしろく。」のもと、持続可能な社会の発展にも寄与することを目指している。
所在地は東京都渋谷区代々木で、設立は1996年。資本金は1億円で、カスタマーサクセスサービスなど多岐にわたる事業を展開している。公式ウェブサイトでは、詳細な情報が提供されている。従来の研修の問題を解決する新たな試みとして、AIを活用した「amptalk coach」に注目が集まっている。
まとめ
アルティウスリンクのAIロープレ「amptalk coach」の導入は、新人研修や育成体制の変革において重要な一歩を示している。管理工数の削減や育成の質の向上を実現し、今後のデジタルトランスフォーメーションへと繋がる過程を見逃せない。