GOOPASSが新たに提供する不正情報共有プラットフォーム「SubsCield」とは
日本のサブスクリプション業界のトップランナーとして知られるGOOPASS株式会社は、12月10日から新たな共創型不正情報共有プラットフォーム「SubsCield」を正式に提供開始します。この取り組みは、業界内での不正利用問題に対処し、より安全且つ持続可能なサービス提供を目指すものです。
背景と目的
サブスクリプションサービスは、受け取る料金や顧客の信頼を保つために、短期間に停止やキャンセルを行う顧客や、料金未払いといった不正行為に直面しています。例えば、代金が未払いのまま利用を続ける未払い行為、レンタル商品を不正に占有する盗難、他人の個人情報の不正利用、さらにはクレジットカードの不正利用といった多岐に渡る問題があります。
こうした課題を解決するために、GOOPASSはサブスクリプションビジネス振興会と連携し、業界全体改善を促進することを目的とした「SubsCield」の開発を進めてきました。特に、企業同士が協力して作成する「ブラックリスト」を活用し、情報共有を進めることで、各企業のリスクを軽減する仕組みが整えられています。
SubsCieldの特徴
「SubsCield」では、不正利用の影響を未然に防ぐための主な機能として、不正利用者のデータベース構築とその共有機能が提供されます。これはAPIを利用して、他社との情報連携を行い、より精度の高い不正検知を実現します。
また、現在は複数の企業からのブラックリストの共有が整備中で、この共有データを基に不正利用者の迅速な特定と対策を可能にしています。これにより、業界が直面している不正利用による損失を軽減し、顧客にとっても安心・安全なサービスを提供できるようになります。
企業との連携
「SubsCield」は、すでに多くの業界トップ企業との連携が進んでおり、株式会社IDOMの「NOREL」、ガレージバンク株式会社の「カシャリ」、クラス株式会社の「CLAS」など、多様な企業がこのプロジェクトに賛同しています。これにより、多様な業種から集められた情報が一つのプラットフォーム上で共有され、業界全体での不正利用対策が強化されていきます。
今後の展望
GOOPASSは、「人生を彩ろう」をミッションに掲げ、趣味のプラットフォーム『GOOPASS』を通じて、より多くの人々に楽しく安全な体験を提供していきます。今回の「SubsCield」の導入によって、今後も様々な形で顧客にとっての価値の向上を目指し、サブスクリプションサービスの信頼性と業界全体の発展に貢献していくことでしょう。
今後のサービス展開や新機能追加などについても注目が集まります。GOOPASSの取り組みに期待が高まる中、業界の動向を見逃せません。