新たなNFTプラットフォーム「オーサリアム」誕生
2023年8月25日、株式会社サボテン計画はベトナム企業SOTANEXT Joint Stock Companyと共同開発したウェブサービス「オーサリアム(Autharium)」を正式にグランドオープンしました。このサービスは、クリエイターが自ら制作したオリジナルコンテンツをNFTとして販売できるプラットフォームであり、デジタルコンテンツの流通を一新することを目指しています。
クリエイターのための新たな舞台
「オーサリアム」は、クリエイターが自らの著作権を管理しながら、様々なフォーマット(小説、コミック、イラスト、写真、音楽、動画など)でオリジナル作品を発表できる仕組みを提供します。これにより、クリエイターとユーザーをダイレクトに結びつけ、日本のコンテンツ市場を活性化させることを狙っています。
このプロジェクトには、多数の有名アーティストも参加しています。『サイレントメビウス』や『彼女のカレラ』などの作品を手がける麻宮騎亜、墨絵師の垂井雪嶺、SNSで人気を集めるイラストレーターAyaneなど、さまざまなジャンルのクリエイターが集結しました。また、アニメ向けコンテンツを制作する会社U.F.O.PICTURESや、音楽ユニットまおせりの楽曲を手がけるダウトメン (Doubtmen)も参加しています。
NFT商品の魅力
サービスには、NFT商品のプレビュー機能や二次マーケットの導入が予定されており、ユーザーはより一層楽しむことができる仕組みが整っています。また、プラットフォームは今後、2024年にはOpenSeaやtofuNFTなどの第三者NFTマーケットプレイスへの出品を可能にする機能拡張も進める予定です。
オーサリアムはどう活用されるのか
クリエイターは、オーサリアムを利用して自分の作品をNFTとして発表し、ファンと直接つながることができます。利用者は、新しいオリジナル作品を手に入れたり、アーティストを応援できるだけでなく、NFTの特性を活かして自身のアートコレクションを豊かにすることが可能です。今後、このプラットフォームがどのように成長し、日本国内外のコンテンツ市場に影響を与えるのかが注目されます。
まとめ
サボテン計画が開発した「オーサリアム」は、クリエイターとファンの新たな関係性を築くことで、日本のデジタルコンテンツ市場へ新たな風を吹き込むことを期待されています。公式ウェブサイトやSNSでの発信も行われており、今後の展開に目が離せません。詳しい情報は公式ウェブサイト(
こちら)や公式X(旧Twitter)で確認できます。