岐阜県高山市で「がんとグリーフを考えるシンポジウム」が開催
令和6年12月14日(日曜日)、岐阜県高山市の高山市民文化会館小ホールにて「がんとグリーフを考えるシンポジウムBe with you~共に生きる~」が実施されます。このイベントは、自らもがんサバイバーである三井祐子さんが代表を務める「がんサークルOwls」によって主催されます。参加者全員が自身の命と真摯に向き合うきっかけを得ることを目指しています。
辛い現実に寄り添う
がんや大切な人の死を経験することは多くの人にとって衝撃的な現実です。特に、突然の病気や喪失の際には、どう寄り添うべきか分からずに困惑する人も少なくありません。このシンポジウムでは、病気や闘病、グリーフを経験した登壇者たちが、その思いとともに、どのように向き合い、支え合っているかを語ります。
医療者や患者、その家族の立場からの意見も聞ける貴重な機会であり、がんや他の病気に対する理解を深める内容に期待が寄せられています。
シンプルな参加方法
日時は12月14日、13:30から16:10(開場13:00)で、入場料は一般1,000円、学生は無料です。この入場料の一部は、名古屋小児がん基金に寄付される予定です。チケット購入は高山市民文化会館またはがんサークルOwlsの代表・三井さんにお電話での申し込みが可能です。参加希望の方は早めの申し込みをお勧めします。
当日のプログラム
第1部:講演会
- - 時間: 13:50~
- - タイトル: 医療の中で、子どもの声を聴くこと
- - 講師: 名古屋大学病院チャイルド・ライフ・スペシャリスト佐々木美和氏
第2部:プレゼンテーション
- - 時間: 14:30~
- - 発表者: 高山赤十字病院医師今井奨氏、愛知県滝学園教諭坂野貴宏氏
第3部:トークセッション
- - 時間: 15:30~
- - ファシリテーター: 安藤明夫氏、重度知的障害者の母 林ともみ氏
このようにシンポジウムは多彩なプログラムが組まれており、参加者が学び合い、共有する場になることが期待されています。
別イベント「ぎふピンクリボン2024」も同日開催
シンポジウムの当日、同会場で「ぎふピンクリボン2024」というイベントも行われます。こちらは10:00から16:00までで、ダンスステージやワークショップなど、健康や美容に関連するアクティビティが用意されています。
結論
「がんとグリーフを考えるシンポジウムBe with you~共に生きる~」は、高山市民文化会館で開催される重要なイベントです。病気やグリーフを経験した人だけでなく、すべての人が参加し、理解を深められる機会です。社会全体で支え合う為に、一緒に考えるこのシンポジウムにぜひご参加ください。