大阪・関西万博に向けたOsaka Metro中央線延伸計画が加速! 夢洲新駅は「夢洲駅」に決定!
2025年の大阪・関西万博開催に向け、大阪市はOsaka Metro中央線の延伸となる北港テクノポート線(コスモスクエア駅~夢洲駅間)の整備を進めています。
このたび、延伸区間を含めたOsaka Metroによる一貫した運行を実現することで、利用者にとって利便性の高い交通アクセスとなるよう、大阪市、株式会社大阪港トランスポートシステム(以下「OTS」という。)、Osaka Metro及び国土交通省による調整が進められた結果、Osaka Metroが鉄道事業法に基づく第2種鉄道事業許可を国土交通大臣へ申請しました。
さらに、夢洲に整備中の新駅の駅名については、大阪市とOTSの協議の結果、「夢洲駅」と決定し、OTSが鉄道事業法に基づき届け出を行いました。
夢洲延伸の概要
延伸区間はコスモスクエア駅~夢洲駅間で、駅間中心距離は約3.2キロメートルとなります。夢洲駅は、ホーム延長160メートル、ホーム幅10メートル(最大)、改札16基(大阪・関西万博開催時)を予定しています。
延伸区間の事業形態
OTSは、線路や改札などの鉄道施設を所有し、列車を運行するか、第2種鉄道事業者へ鉄道施設を貸し付ける事業を行う第1種鉄道事業者です。延伸区間については、第2種鉄道事業者へ鉄道施設を貸し付ける事業を行います。
一方、Osaka Metroは、線路や改札などの鉄道施設を借り受けて列車を運行する事業を行う第2種鉄道事業者となります(予定)。
夢洲駅駅名決定の考え方
夢洲駅は、夢洲地区における唯一の鉄道駅となることから、地区名称である「夢洲」が一般公募により決定していること、また「夢洲」の地区名の認知度が高く利用者にとってわかりやすいことから、「夢洲駅」と決定されました。
今後の予定
- - 運賃の認可申請(令和5年度~)
- - 試運転等(令和6年度~)
- - コスモスクエア駅~夢洲駅間の開業(令和6年度中)
夢洲駅駅舎デザイン
夢洲駅駅舎のデザインは、OTSホームページで公開されています。駅舎内は、明るく開放的な空間になる予定です。
Osaka Metro中央線の夢洲延伸は、大阪・関西万博の成功に大きく貢献するとともに、夢洲地区のさらなる発展を促進する重要なプロジェクトです。今後の進捗状況に注目していきましょう。