岡山大とブラジル研修生
2025-12-20 16:48:20

岡山大学がブラジルからの研修生を受け入れた成果を発表

岡山大学が南米との架け橋に



2025年12月16日、岡山大学はブラジルからの研修生修了式を岡山県庁で行いました。このイベントには、大学院環境生命自然科学研究科で在籍した三浦ブルーナ理絵さんをはじめ、森也寸志教授や中村章宏課長が出席し、交流の成果を発表しました。

この取り組みは、岡山県が主催する「令和7年度南米次世代交流プログラム」の一環として行われ、次世代ビジネスリーダーの育成を目的としています。研修生は県内の企業や大学で専門的な訓練を受け、地域住民との交流を通じて国際理解と友好関係を深めることを目指しています。

三浦さんは、情報セキュリティ工学の分野でしっかりとした研修を受け、特にブラジルと日本におけるプライバシーデータ保護に関する研究を進めました。彼女はプログラミングやITツールを駆使し、フィッシング詐欺の事例分析を行いました。この経験を通じて、国際的な視点を持ちながら、情報セキュリティに関する知識を広げることができたと語っています。

修了式では、三浦さんが自身の感謝の意を表し、母親が同じ事業で岡山に来たことを踏まえつつ、このプログラムがどのように自身の夢に結びついたかを述べました。地域に溶け込み、岡山の歴史や文化を学び、充実した日々を過ごしたと振り返ります。また、伊原木隆太知事は、研修生たちの成果を称え、岡山と世界を結ぶネットワークの重要性を強調しました。

知事は、研修生へ修了証書を手渡し、「今後も相互交流を大切にし、次世代につなげていきたい」と述べました。また、受け入れ機関として岡山大学にも感謝状が贈呈され、大学の国際交流の取り組みが評価されました。

岡山大学は、今後も海外からの留学生を受け入れ、グローバル人材の育成に注力していく方針です。この取り組みを通じて、地域社会と連携しながら国際的な交流を深めていくことを目指しています。三浦さんの活動が示す通り、国を越えた交流は、もはや未来の学びの場となっており、その成果は地域にとっても大きな価値を持つものです。

地域中核・特色ある研究大学として岡山大学は、今後も多様な国や地域からの学生を受け入れ、グローバルな視野を持った人材を育成していくことに期待が寄せられています。ブラジルからの研修生修了は、その国際交流の一端を担う重要なステップです。これからも岡山大学の活動に注目していきましょう。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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