NISA調査の実態
2025-07-01 14:28:44

2025年NISA調査:証券会社と銀行の利用実態と顧客満足度の概要

2025年NISA調査:証券会社と銀行の利用実態



2025年7月1日、オリコン株式会社は、グループ会社の株式会社oricon MEによる「2025年オリコン顧客満足度®調査 NISA 証券会社/銀行」の結果を発表しました。この調査は、全国の18歳から74歳の7440人を対象に、NISA口座を新規に開設した利用者の実態を明らかにしています。

1. 利用前に重視した点


調査結果によると、証券会社のユーザーが重視した点は「投資できる商品の種類」で37.1%にのぼり、銀行のユーザーは「NISA口座開設手続きの容易さ」が35.4%で最多となりました。これは、NISA口座の開設に関して簡素化が求められていることを示します。

特筆すべきは、2024年1月に導入された新しいNISAアカウントに関し、両者ともに「口座開設手続きの容易さ」が前年よりも顕著に増加した点です。特に、証券会社では、口座開設の簡便さが前年の21.3%から大幅に上昇し、36.5%に達しました。

銀行においても、手続きの容易さが前年よりも10.2ポイント上昇し、35.4%に達しています。このような結果は、オンラインプラットフォームの利便性を活用した証券会社や銀行の取り組みが効力を発揮していることを示しています。

コメント例


利用者からのフィードバックも興味深いものです。「口座開設から積み立てまでストレスなく迅速に進めることができた」といったコメントや、「メインバンクアプリを利用することで、スムーズな手続きが可能だった」といった声が数多く寄せられました。

2. 担当者の対応状況


調査では、口座開設後の担当者に対する問い合わせの有無についても尋ねました。証券会社利用者では、「対応してもらったことはない」という回答が67.4%で最も多く、次いで「営業担当者に対応してもらった」が15.6%でした。一方、銀行利用者は49.6%が営業担当者の対応を受けたと報告しています。

特に、証券会社においては前年に比べて、担当者に問い合わせをする割合がわずかに増加しています。「担当の方が親身になって対応してくれた」との温かい声もあり、今後のサービス向上に向けた参考材料となるでしょう。

あらゆる年代からの支持を受けて


各年代からのコメントも多様で、「スマホ一つで手続きが完了した」「担当者の説明が大変丁寧だった」といった具体的な声が寄せられています。また、銀行では「自分のメインバンクなので手続きにストレスを感じなかった」との意見もあり、利便性が高い点が評価されています。

調査概要


この調査は、オリコンが実施したもので、2025年3月13日から4月4日までの期間に行われました。サンプル数は7762人で、証券会社利用者が3976人、銀行利用者が3186人という結果です。金融庁に登録された会社を対象とし、特にNISA口座の新規開設者にフォーカスしています。

全体として、2025年のNISAに関する利用実態は、安心感や利便性の向上に対するニーズが明確に表れており、今後の金融サービス選定において、これらの要素がますます重要視されることが予想されます。顧客満足の向上に向けた取り組みが続く中、我々もその動向に注視したいと思います。


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会社情報

会社名
オリコン株式会社
住所
東京都港区六本木6-8-10STEP六本木
電話番号

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