循環型ごみ袋「FUROSHIKI」
2020-06-17 09:00:06

プラスチック資源の循環型社会に貢献する新たなごみ袋「FUROSHIKI」

99%本物の再生材ごみ袋「FUROSHIKI」の登場



サティスファクトリーグループは、廃棄物管理を手掛ける企業として、国内のリサイクル活動を推進しています。新たに発表されたごみ袋「FUROSHIKI」は、その99%が再生プラスチックで作られており、使用済みプラスチックを有効にリサイクルした商品です。この取り組みは、従来のリサイクル方法とは異なり、国内で完結する循環型社会の実現を目指しています。

事業背景とリサイクル支援の重要性



国内で出る廃プラスチックの処理は大きな課題です。特に輸入品に依存している現状は、環境問題を引き起こす一因となります。サティスファクトリーグループは、2019年度におけるデータを基に、国内で新たに58万トンのごみが発生し、1,353億円の資金が海外に流出していることを指摘。こうした問題を解決するために、FUROSHIKIプロジェクトが立ち上がったのです。このプロジェクトでは使用済みプラスチックを回収することで、国内で資源を循環させる仕組みを作っています。

マーケット環境と問題点



日本国内で流通する多くのポリエチレン袋は輸入品ですが、この供給構造には問題が多いことが明らかになっています。資源をリサイクルすることなく、美しいオフグレード品(未使用のプラスチック材)としてごみ袋が生産される実態も見逃せません。このような循環を阻害する状況に対し、FUROSHIKIは新たな選択肢を提供することになります。

企業の社会的責任の変化



企業は今、経済的な利益だけでなく、環境や社会の貢献に期待が寄せられています。特にSDGsの達成やESG(環境、社会、ガバナンス)への意識が高まっている中、環境貢献を数値化し、企業価値を高める新たな指標が求められています。FUROSHIKIは、使用することで削減できるCO2排出量を具体的な数値として示すことで、企業の環境貢献を可視化します。

FUROSHIKIの仕様と商品概要



「FUROSHIKI」は、以下の容量に応じた4種類をラインナップしています:
1. 45L(650mm×800mm、500枚/箱)
2. 70L(800mm×900mm、300枚/箱)
3. 90L(900mm×1,000mm、200枚/箱)
4. 120L(1,000mm×1,200mm、200枚/箱)

各商品のひと箱当たりのCO2排出削減量は、約30kgから40kgに達し、環境意識の高い消費者や企業に応える内容です。さらに、カラー展開も半透明、青色、黄色と多様で、従来のごみ袋に比べて選択肢が広がります。

商品名の由来と文化



「FUROSHIKI」という名前は、日本で古くから続く「包む」という文化に由来します。この文化は、捨てることなくさまざまな用途に再利用されることを象徴しています。ごみ袋という一見使い捨ての製品でありながら、資源の大切さを思い出させる商品です。

偽りのない「ETHICAL PRODUCTS」



「FUROSHIKI」は、サティスファクトリーグループのブランド「ETHICAL PRODUCTS」に名を連ねています。このブランドは、環境、社会、そして顧客への誠実さを大切にしています。自社での廃棄物管理事業や環境コンサルティングが、この製品に生きています。

企業情報



  • - 社名: 株式会社サティスファクトリー
  • - 所在地: 東京都中央区八丁堀三丁目12番8号 HF八丁堀ビルディング 8F
  • - 代表者: 代表取締役会長 小松武司
  • - 設立: 1996年11月
  • - 事業内容: 廃棄物管理事業、環境コンサルティング、再生可能エネルギー事業
  • - 資本金: 1億円
  • - Webサイト: SFインターナショナル

このプロジェクトを通じて、持続可能な社会を共に目指す動きを強化し、企業が環境に配慮した選択肢を広げていくことが期待されます。FUROSHIKIは、その道すじをつなぐ大きな一歩となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社サティスファクトリー
住所
東京都中央区八丁堀三丁目12番8号HF八丁堀ビルディング8F
電話番号
03-5542-5300

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