株式会社BlueMemeが米国人類遺伝学会で発表
株式会社BlueMemeは、九州大学との共同研究によって生まれた革新的なゲノム解析技術を、2025年度の米国人類遺伝学会(ASHG 2025)で発表することが決まりました。この発表は、量子AI技術を利用して転写因子の結合予測を行う新たな手法に基づいており、従来の機械学習手法の限界を克服するものです。
発表の背景
米国人類遺伝学会は、世界中の研究者が集まる重要な国際会議で、毎年約8,000名以上が参加します。高い技術評価がされているこの会議での発表は、当社の研究が国際的に認められた証であり、我々の研究開発への取り組みが評価されていることを示しています。
発表内容の概要
発表される演題は「Quantum machine learning for robust transcription factor binding prediction」です。この研究では、量子機械学習を用いて、DNA内の転写因子がどこに結合するかを高い精度で予測する方法を提案しています。従来の方法では、限られたデータによって予測精度が低下するという課題がありましたが、この新しい技術はその課題を克服します。
- - 課題: 従来のAI手法では、限られたデータでの予測精度が低下
- - 解決策: 量子機械学習モデルにより、少ないデータでも高い予測精度を維持
この方法は、特に医療や創薬分野において質の高い研究を実現するための強力なツールです。疾患に関連する遺伝子の理解を深め、新薬開発に寄与することで、創薬研究を加速させる可能性を秘めています。
今後の展望
今回の発表は、九州大学の長﨑教授との共同研究によって実現しました。過去にも、この研究成果は国際誌において高い評価を受けており、今後も学術的な成果をビジネスに結びつけていく考えです。
BlueMemeは、今後も量子AI技術とゲノム解析を融合させた研究開発を進め、市場における競争力を高める取り組みを続けていく予定です。最先端技術の社会実装を目指し、さらなる研究成果の実用化に向けて邁進していきます。
詳細については、国際学術誌への掲載後に改めて知らせる予定です。今回の発表は、我が社の技術力が国際的な場で認められる重要な機会であり、業界全体へのインパクトも期待されています。
企業情報
株式会社BlueMemeは、東京都千代田区に本社を構え、ローコード開発プラットフォーム「OutSystems」の導入を通じて、日本でのDX推進に寄与してきました。これからも、テクノロジーを活用し、更なる革新を目指します。