楽天証券とNasdaqのパートナーシップで米国株投資が進化
楽天証券は、ナスダックと業務提携することで、顧客の資産運用を支援する革新的なサービスを提供開始すると発表しました。この提携により、投資家の皆様はより便利で効率的な米国株取引を体験できるようになります。
主要な発表内容
今回の発表で最も注目すべきは、米国株の板情報である「米国株オーダーブック」の完全無料化です。これまで有料で提供されていたこのサービスが、2024年12月1日より楽天証券の全顧客を対象に無料提供されることになります。これは、投資家の皆様にとって大きなメリットとなるでしょう。
さらに、この無料化と同時に、楽天証券の主力取引ツールである「MARKETSPEEDII」とスマホアプリ「iSPEED」に搭載されている「ヒートマップ機能」もリアルタイム配信にアップグレードされます。これまでは15分遅れの情報提供でしたが、今回の変更でリアルタイムの株価変動を視覚的に確認できるようになります。
顧客体験の向上
楽天証券は、これまでにも、日米株式の現物・信用取引を1つのツールで可能にする「MARKETSPEEDII」や、情報取得から取引までを1画面で行える「iSPEED」など、使いやすい取引ツールを提供することで、投資家の皆様から高い評価を得てきました。今回のNasdaqとの提携により、これらのツールはさらに機能強化され、より洗練された投資体験を提供していく予定です。
具体的には、Nasdaqが持つ豊富なマーケットデータソリューションを活用し、ツールの機能拡充を進めていきます。初心者から上級者まで、投資スタイルに合わせた使いやすいツールを提供することで、より多くの投資家の皆様に米国株投資への参入を促進したい考えです。
今後の展望
楽天証券は、今回のNasdaqとの提携を機に、米国株投資に関するセミナー開催など、投資情報を積極的に提供していく計画です。これにより、投資に関する知識やスキルを高めたいと考えている方にも、大きな支援となるでしょう。
楽天証券は、今後も「資産づくりの伴走者」として、顧客のFinancial Well-Beingを最大限に高めるべく、最先端技術を活用したサービスを積極的に提供し、進化し続ける投資環境を創造していきます。
まとめ
楽天証券とNasdaqのパートナーシップは、日本の投資家にとって大きな転換点となるでしょう。今回の発表は、米国株投資の敷居を下げ、より多くの人が投資の世界に参加しやすくなることを意味しています。無料化される「米国株オーダーブック」と強化される取引ツールは、投資家の皆様にとって大きな武器となり、資産形成に貢献するでしょう。