NTTドコモビジネスとtraevoが連携
株式会社traevoは、NTTドコモビジネス株式会社が提供する「LINKEETH スマート運送」との連携を発表しました。このサービスは、2025年12月1日より運用を開始し、運送業界の動態管理を向上させるためのものです。
「LINKEETH スマート運送」について
「LINKEETH スマート運送」は、法人向けに特化したクラウド型テレマティクスサービスであり、配送計画から運行実績、日報作成までを一元管理することが可能です。これにより、運送事業者は業務負担の軽減を図り、安全運行を実現できます。
直面する業界の課題
近年、2024年施行の「働き方改革関連法」や「新物流二法」によって運送事業者に時間外労働の上限が設けられ、労務管理が重要な課題となっています。さらに、高齢化や人材不足が進む中、配送現場では荷待ち時間が増加しており、ドライバーの負担も大きいです。こうした背景から、traevoは業界全体の持続可能性を考えたソリューションの導入を急務としております。
traevo Platformの特徴
traevoが提供する「traevo Platform」は、デジタコなどのデータを用いて運行実績や労務状況のリアルタイム可視化を実現します。これにより、運送業界が抱える複雑な構造的課題にデータに基づくソリューションを提供します。
主な機能
- - 配送計画と走行実績の予実管理:配送計画を取り込み、渋滞や遅延時に管理者に自動通知。
- - 状態の可視化:車両位置や荷待ち状況などをリアルタイムで把握し、ドライバーの労務状況を適切に管理。
- - 情報共有:荷主や取引先に車両位置情報を公開し、業務効率化を促進。
- - 日報の自動化:出発時刻や到着時刻を自動で記録し、ペーパーレスを推進。
競争優位性
traevo Platformは、既存のデジタコとの連携が可能で、新たな導入コストを抑えることができます。また、AIによる配車計画サービスにも対応しており、店舗様々な業務を一連の流れで管理できます。これにより、物流業務の効率化が期待されます。
今後の展望
traevoは、運送業務の「見える化」から「最適化」への進化を進め、業連携強化を図ることで、持続可能な物流業界の実現を目指します。NTTドコモビジネスとの連携を深め、さらなる機能拡充を図り、業界全体の安全性向上に貢献していく所存です。
会社概要
株式会社traevoは、2022年に設立され、東京都港区に本社を置いています。動態管理プラットフォームサービスの開発・運営を主な業務としており、多数の株主企業と共に物流業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しております。
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