電通総研、「STRAVIS Ver.7.0」をリリース
電通総研は、2024年11月21日より連結会計ソリューション「STRAVIS(ストラビス)」の最新バージョンVer.7.0を提供開始します。これにより、企業のグループ経営や管理会計業務がさらに効率化されることが期待されています。
STRAVIS Ver.7.0の強化された機能
新しい「STRAVIS Ver.7.0」は、ユーザーのニーズに応じた処理や機能の追加が可能になり、特に注目すべきは
EX-MANAGEMENT (EX-M) 機能の強化
EY新日本監査法人との連携機能の搭載
* そして、UI/UXの改善です。
これらにより、管理会計業務の高度化と連結会計業務の効率化が支援されます。
1. 管理会計業務の高度化
「EX-M」機能では、複数の管理軸データを利用した多面的な分析が可能になりました。具体的には、製品や顧客、仕向地などの多様なデータを基にした分析が行え、その結果をレポートとして視覚的に表現することが可能です。また、レポートから数値明細への「ドリルスルー」機能も新たに追加され、遡ることが可能な詳細な分析が実現しました。
2. 監査対応の効率化
新設されたEY新日本の監査ツールとのデータ連携機能により、連結監査調書の自動生成が可能になります。これによって、監査プロセスの効率が大幅に向上し、企業はより迅速に対応できるようになります。
3. ユーザー利便性の向上
「STRAVIS」を複数業務で活用する企業の増加に対応し、業務毎に適用する「期間」や「通貨」を簡単に切り替えられるようになりました。これにより、業務ごとの利便性が大きく向上し、担当者が使いやすい環境が整います。
4. 操作性の向上
UXデザインセンターとの連携により、操作性が革新されました。クイックアクセス機能や、前回表示画面の復元機能などが追加され、ユーザーは一層スムーズに操作できるようになっています。
電通総研のビジョン
電通総研は、企業におけるグループ経営管理課題を解決するために数多くの実績と豊富なノウハウを活かし、今後もテクノロジーの進化を通じて「STRAVIS」の機能拡充に努めていくと述べています。これにより、バックオフィス業務の生産性を向上させ、企業の競争力を支援することが目標です。
電通総研の企業ビジョンには、「人とテクノロジーで未来を切り拓く」が掲げられており、今後もこの信念を基に多様な課題の解決を目指すとしています。さらに、企業の成長を支えるためのクロスイノベーションの推進には力を入れ、社会全体と向き合いながら未来への貢献を続けていきます。
【参考資料】