TeraWattの次世代電池
2024-10-08 22:36:08

TeraWatt Technology、次世代電池の量産施設を初稼働し未来の電動化を加速

TeraWatt Technologyが次世代電池量産施設の稼働を開始



米国カリフォルニア州に本社を構えるTeraWatt Technologyは、次世代リチウムイオン電池を製造する量産施設の初期稼働を開始しました。この新たな施設は、2026年以降の商用化に向けた大艱難な生産体制を整え、開発から生産までをシームレスに実現することを目的としています。また、これによって電動化を進め、持続可能な社会の実現に寄与していく意思が示されています。

量産化への取り組み



TeraWattはこれまで、国内外の顧客に商用サイズの電池のパイロット製造を行ってきました。新設された初期量産施設では、実際の顧客製品への展開を見据えた初期生産が始まりました。施設はGWhスケールの電池生産が可能な構造を持ち、今後段階的に生産能力を引き上げていく計画です。これにより、次世代電池の商用化が大幅に加速することが期待されています。

持続可能な社会に向けたビジョン



地球温暖化や環境問題が深刻化する中で、脱炭素社会の実現が待ったなしの課題となっています。TeraWattは、リチウムイオン電池の需要が今後ますます高まることを見越し、2030年にはその全世界生産規模が約40兆円、2050年には100兆円に達する見込みの中、次世代の電池技術の開発と製造効率の向上に取り組んでいます。その上で、安全性や軽量性、急速充電性を兼ね備えた次世代リチウムイオン電池の社会実装を目指すのです。

次世代リチウムイオン電池の特長



現在、電気自動車の普及には次世代リチウムイオン電池が不可欠です。しかし、これまでこの技術が大規模に商用化された事例は少なく、TeraWattはそれを打破するために、新たな製造技術を確立し、量産実証を行っています。これにより、次世代電池の実用化を進め、未来の電動化に寄与することを目指しています。

TeraWatt Technologyの概要



TeraWatt Technologyは2020年に米国で設立され、電気自動車やドローンといった様々な愛用シーンにおいて重要な役割を果たす電池技術を開発しています。日本法人も運営しており、神奈川県横浜市に拠点を持っています。代表の緒方健氏は、持続可能な社会の構築に寄与すべく日々努力を重ねています。今後もTeraWatt Technologyは「すべての電動化」を掲げ、さらなる技術革新と社会実装に向けた取り組みを続けていくでしょう。


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会社情報

会社名
TeraWatt Technology株式会社
住所
神奈川県横浜市緑区長津田町4259-3東工大横浜ベンチャープラザW301
電話番号
045-509-1217

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