デジタルワレット、カナダのPayment Source社と提携し国際送金サービスを強化

デジタルワレットがPayment Source社と戦略的提携を開始

2025年3月3日、デジタルワレットがカナダの公共機関収納を行うPayment Source社との戦略的パートナーシップを締結しました。この提携により、カナダでの「Smiles Mobile Remittance」（以下、Smiles）ユーザーのチャージ体験が大いに向上することが期待されています。

インフラの改善とフィナンシャルインクルージョン

この新たなパートナーシップは、顧客がSmilesアカウントに資金をチャージする方法をよりスムーズにするだけでなく、送金の金融インフラを大幅に改善する狙いがあります。特に、カナダのフィナンシャルインクルージョン（多様な市民に高品質な金融サービスを提供すること）の促進に資する取り組みにもなります。

Payment Sourceは、長年にわたりカナダ政府や様々な金融機関に高度な決済技術を提供してきた実績を持つ信頼性の高い企業です。デジタルワレットのグローバルな送金テクノロジーとあいまって、カナダから海外への送金がより効率的で使いやすいサービスとして提供されることになります。

スムーズな送金体験の実現

デジタルワレットの代表取締役宮川英治は、次のようにコメントしています。「Payment Sourceとの提携により、カナダで生活する国際的な市民の皆様に、最高の金融サービスを提供できることを大変嬉しく思っています。この取り組みは、送金を通じて家族やビジネスに寄与する機会を提供し、彼らの生活をより豊かにしていくものになります。」

Smilesは日本における国際送金サービスのリーダー的存在であり、迅速かつ信頼性のある送金を実現してきました。その進化する技術を活用することで、カナダのユーザーもより良質な金融インフラを利用できるようになるのです。

安全でシンプルな支払い方法の導入

Payment SourceのCEOであるRob Hyde氏は、「我々は、安全かつシンプルな支払い方法を提供する革新的なソリューションを構築しています。Interac e-Transferを通じてSmilesに資金をチャージできる機能を追加し、ユーザー体験を向上させます」と述べています。

2022年にSmiles Canadaを開始したデジタルワレットですが、ASEAN地域をルーツとするユーザー層へのサービス拡大を目指しています。この強力な提携契約を通じて、より良質なサービスを提供するための一歩を踏み出しました。

社会的責任と取り組み

さらに、このパートナーシップはフィナンシャルインクルージョンの重要な一環でもあります。カナダ金融消費者庁（FCAC）の調査によると、移民は依然として金融サービスのアクセスに困難を抱え、多くの場合、日常生活を送る上での障壁となっています。

宮川氏は、「この栄えある提携によって、カナダの国際コミュニティのフィナンシャルインクルージョンの実現に向けた重要な一歩となります。我々の強みと信頼性の高いPayment Sourceのインフラを組み合わせれば、より多くの人々が最高品質の金融サービスにアクセスできるようになります。」と語りました。

未来へのビジョン

デジタルワレットは、AIと金融テクノロジーの融合により、国際的に活躍する市民に向けて「Everyday Great Rate」という本質的なサービスを提供してきました。透明性の高い手数料設定と、優れた顧客サービスで国際送金をもっと身近にすることを目指しています。

デジタルワレットグループは、収益の追求だけではなく、持続可能な国際社会の実現を目指した企業理念も持っています。その中で、200以上の寄付や社会貢献活動を行い、国際的なコミュニティの支援にも力を注いでいます。今後とも、デジタルワレットとPayment Sourceの協力に期待しましょう。

会社プロフィール

デジタルワレットは、2014年に設立され、日本を拠点とするFintech企業です。グローバルな事業展開を進める中で、B2B向けサービスや高度な国際送金サービスを通じて、5000万人以上のユーザーにサポートを提供しています。さらに、2024年には日本のセブン-イレブン・グループの送金サービスを買収し、より多くの生活インフラを支える予定です。

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