AMR導入決定
2024-08-26 15:56:10

REALIZEが自社製搬送ロボットAMRをラピダス工場に導入決定

REALIZE、帰国シフトの半導体工場にAMR導入へ



大分県に本社を構えるFIG株式会社のグループ会社、REALIZE株式会社が自社開発の自動搬送ロボット、AMR「WILL-FA」を、東京都千代田区に本社を置くRapidus株式会社が北海道千歳市で建設中の半導体工場「Innovative Integration for Manufacturing(IIM-1)」に導入することが決まった。この搬送ロボットは、半導体製造における重要な自動化の一端を担います。

この新工場は、産業の未来を支える最先端ロジック半導体を製造し、2025年4月にパイロットラインが稼働し、2027年には量産を開始する計画です。そのために、搬送業務を自動化し、効率的な生産プロセスを実現することが求められています。

REALIZEによる「WILL-FA」の導入は、材料や部品容器をエリア間で自動搬送する役割を果たします。特に、エア・ウォーター株式会社と協力し材料容器の自動搬送を、また第一実業株式会社との連携によりクリーンルーム内の部品容器の搬送を行い、純国産の搬送ロボットによるソリューションを提供します。この導入により、従来の手作業による搬送業務から脱却し、生産性の向上が期待されています。

AMR「WILL-FA」は、自己位置推定と環境地図作成を同時に行うSLAM技術を駆使し、カメラやLiDARセンサーから得た情報を元に、自律走行を実現します。また、ネットワークやクラウドを通じて他の機器や施設内設備と連携することで、柔軟で効率的な運用が可能となります。この技術革新により、半導体製造プロセスの一層の自動化が進むでしょう。

REALIZEグループは、ソフトウェアとハードウェアの技術力を融合させ、さらにはIoT技術を活用しながら、人とロボットが調和して共生する社会の実現を目指しています。AMR「WILL-FA」の導入で、同社は自動化ソリューションの拡大を図り、半導体産業における新しい価値を提供していく考えです。

今後も、REALIZEは技術の高度化に取り組み、半導体業界の発展に貢献するため、様々な研究開発を進めるでしょう。

この導入による効率化は、プロセスの迅速化だけでなく、品質の向上にも寄与することが期待されています。今後の半導体製造における自動化の重要性がますます高まる中、REALIZEの取り組みは注目を集めています。

会社情報

会社名
FIG株式会社、REALIZE株式会社
住所
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 大分県 大分市 REALIZE ラピダス WILL-FA

Wiki3: 大分県 大分市 REALIZE ラピダス WILL-FA

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。