株式会社USEN-ALMEXが新たな人材配置の最適化プラットフォーム導入
株式会社アイリッジが、宿泊施設や医療機関向けに業務管理システムを提供するUSEN-ALMEXと共同で、プロジェクト管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)を目指し、新しいプラットフォーム「Co-Assign」を導入しました。本プラットフォームは、2025年1月に正式に導入される予定です。
「Co-Assign」導入の背景
USEN-ALMEXでは、約150名のリソースをプロジェクトに割り当てており、製品やサービスの規模拡大に伴って、プロジェクト数が増加しています。これにより、アサイン管理がますます複雑化し、負担が増大しています。また、案件ごとの業務進捗を見える化し、生産性を向上させたいというニーズも高まり、2024年10月に「Co-Assign」がトライアル導入されました。
その結果、このプラットフォームの使いやすさとニーズに応じた機能が評価され、正式導入が決まりました。この導入により、USEN-ALMEXはプロジェクト管理の効率化を図ることができます。
「Co-Assign」の特徴と利点
「Co-Assign」は、アサイン管理のさらなる効率性を追求し、Excelからの脱却を目指すサービスです。主な特長は以下の通りです。
1. 要員計画の管理
このプラットフォームでは、プロジェクトごとのスタッフの稼働予定を簡単に管理することが可能です。人材やプロジェクトごとに視点を切り替え、最適な配置を見極めやすくなります。これにより、プロジェクト全体の稼働状況を把握しやすくなります。
2. 受注キャパシティの拡大
「Co-Assign」を使用することで、受注予定の案件に必要なスタッフ計画を集計し、各案件の受注確度に応じたリソースの確保が可能になります。このデータ分析により、必要なスキルを持つ最適な人材の配置が促進され、受注キャパシティの拡大が期待されています。
3. 予実管理による粗利率向上
このツールでは、進行中のプロジェクトにおける実働時間を入力でき、リアルタイムで予算と実績の管理が可能です。これにより、粗利率が悪化しそうなプロジェクトに対して早期に対策を講じることができ、利益の確保が可能となります。
今後の展望
株式会社アイリッジは、引き続き「Co-Assign」の機能追加や改善に努めるとともに、プロジェクト管理のDXをさらに推進していく方針です。この取り組みにより、業界全体のプロジェクト管理のレベルを引き上げ、効率化を図ることが期待されています。
株式会社USEN-ALMEXについて
USEN-ALMEXは、医療機関や宿泊施設向けの製品を手掛ける企業で、1966年に設立されました。現在も多岐にわたる製品やサービスを提供し続けており、顧客のニーズに応えるための新たな技術開発に力を入れています。
株式会社アイリッジについて
株式会社アイリッジは、企業向けに幅広い分野でのDX支援を行っています。特にアプリ開発においては国内最大級の実績を誇り、オンラインとオフラインを統合したコミュニケーションデザインを提供しており、今後も様々な企業と連携し続けることで、業界の進化を促進していく予定です。