Sansanの新たな挑戦
デジタルプロダクト開発の最前線で、新たな風が吹いています。業界をリードするコラボレーションプラットフォーム「Figma」を展開するFigma Japan株式会社と、ビジネスデータベース「Sansan」を提供するSansan株式会社が手を組みました。この連携は、Figmaが提供するMCPサーバーを利用することで、AIを駆使した革新の開発プロセスを実現するものです。
Figma MCPサーバーの導入背景
Sansanは、『AIファースト』を企業の基本方針として掲げ、社内のさまざまなサービスにAIの導入を進めています。これにより、デザインから実装までの開発フローを劇的に改善することを目指しています。具体的には、Figma MCPサーバーを導入し、AIエージェントが理解可能な形でデザインファイルを提供することで効率化を図っています。
新時代の製品開発
Figma MCPサーバーを活用することで、Sansanは2025年8月にリリース予定の「企業別AI契約サマリー」機能を中心に、新しい機能開発に邁進しています。この新しい仕組みでは、開発のスピードが飛躍的に向上し、特に社内の「LLM Week」では、プルリクエストの8割がAI由来という結果が出ています。
Sansan Contract Oneチームの部長、大島武徳氏は、「Figma MCPサーバーはリリースと改善を繰り返す現在の契約管理プロセスに非常に適している。これを利用することで、高速にPDCAが回せる」と語ります。
デベロッパーの井上丈士氏も、このシステムがもたらす業務効率化について強調し、「Figmaで選んだコンポーネントを利用し、プロンプトを投げ込むことで、迅速に画面が形になる。これにより工数を大きく削減できる」と述べています。
今後の展望
Sansanは今後、FigmaとFigma MCPサーバーの活用を更に広げ、設計から実装までの一貫したワークフローを確立していく方針です。大島氏は、「既存の方法ではない成長を目指し、開発スピードを飛躍的に向上させる必要がある。人は創造と判断に集中し、AIがオペレーションを担う体制を確立することが成長の鍵になる」と語っています。
Figmaについて
Figmaは、アイデアを形にするためにチームが集まる場所です。2012年に設立されたFigmaは、単なるデザインツールから進化を遂げ、アイデアの発想から製品リリースまでをサポートする協働的なプラットフォームへと成長しました。Figmaは、プロダクト開発のあらゆるプロセスをより効率的、楽しくする力を持っています。
会社概要
- - 会社名: Figma Japan株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビル 8階
- - 代表者: 川延 浩彰
- - 設立: 2022年1月
- - 事業内容: ウェブベースのデザイン・プロダクト開発プラットフォーム「Figma」「FigJam」の提供とサポート
最新の開発体験を手に入れたSansanは、今後の成長が楽しみです。この取り組みが他の企業にも波及して、業界全体が新たなスタンダードを構築していくことを期待しています。