BIZTELが提供するクラウド型コールセンターシステムは、多様な業界において効率的な顧客対応を支援してきました。今回、株式会社リンクは通訳サービスを提供するOyraaとの協業を発表。この提携により、BIZTELを利用する企業が外国語を話す顧客にも迅速かつ効果的に応対できるようになります。
BIZTELは8年連続で国内シェア第一位を誇るCTI(Computer Telephony Integration)サービスで、これまでに2,000社以上が導入しています。特にその高水準のセキュリティ、クリアな通話品質、ユーザーフレンドリーなインターフェースは、多くの企業に評価されています。これまで主に日本の顧客にフォーカスしていたサービスが、今回の協業を通じて、今後はよりインターナショナルな市場でも強みを発揮することになります。
一方、Oyraaは153の言語に対応した通訳アプリで、登録通訳者は2,700名以上。ユーザーは予約を必要とせず、24時間いつでも通訳サービスを受けることができます。特に役所の手続きや医療機関の利用に際して、外国語が堪能でない方にも安心してサポートを提供しています。このように高品質の通訳をリーズナブルに利用できることで、すべての人にとって便利な環境が整います。
最近では在留外国人が増加しており、特にライフラインや医療、不動産といった分野では外国人の顧客からの問い合わせが増えています。つまり、各企業のコールセンターが外国語に対応することが重要になってきているのです。しかし、外国語対応ができるオペレーターの確保が難しいこと、必要な時にだけ外国語対応の人員を配置することの費用対効果が薄いことなど、課題も山積みです。
この状況において、BIZTELとOyraaのコラボレーションは、こうした問題を解決に導くものとなります。BIZTELの標準機能であるIVR(自動音声応答システム)や三者通話機能を利用すれば、オペレーター、顧客、Oyraaの通訳者を交えた三者通話が簡単に実現可能になります。これにより、語学の壁を気にせず、スムーズに商品やサービスについて問い合わせてもらうことができ、顧客満足度の向上が見込まれています。
さらに、Oyraaのサービスは月額2万円から利用可能なため、外国人からの問い合わせが多くないコールセンターでも、コストを抑えつつ対応が可能になります。特定の時間帯での利用が多い企業向けには特別プランも用意されているため、業務に合わせたフレキシブルな対応が可能です。
今後も、リンクとOyraaはパートナーシップを強化し、ニーズに応じたサービスを拡充することで、さまざまな課題への解決策を提示していく考えです。こうした取り組みは、言語の違いを越えてより多くの方に安心してサービスを利用していただくための一歩と言えるでしょう。
OyraaやBIZTELに関する詳細は公式ウェブサイトで確認することができるので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。