2024年7月1日、公益財団法人渋沢栄一記念財団と毎日新聞社が主催した「渋沢栄一『論語と算盤』の聖地で原点を学ぶ」シンポジウムが開催されました。このシンポジウムには、2023年のワールド・ベースボール・クラシックで日本代表を優勝に導いた栗山英樹氏や、渋沢栄一氏が設立に関わった企業のトップらが参加し、渋沢栄一の訓和集である『論語と算盤』をテーマに、未来への教訓について活発な議論が交わされました。
澁澤倉庫株式会社取締役社長の大隅毅氏もパネリストとして登壇し、同社の歴史と渋沢栄一との深いつながりについて語りました。大隅氏は、渋沢栄一が創業した同社が、創業者の精神に基づき「正しい道理で追求した利益だけが永続し、社会を豊かにできる」という理念を掲げ、コーポレートスローガンに「永続する使命。」を掲げていることを説明しました。
さらに、渋沢栄一の教えである「細心にして大胆であれ」を胸に、将来へ向けての同社の挑戦について熱心に語りました。澁澤倉庫は創業者の精神を継承し、物流を超えた新たな価値創造を通じて持続可能な社会の実現を目指しています。
今回のシンポジウムでの大隅氏の言葉は、渋沢栄一の精神が現代社会においても重要な指針となり、企業が社会の一員として果たすべき役割について深く考えさせられるものでした。澁澤倉庫は今後も、社会のニーズに応えながら、持続可能な社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。