最新不動産動向レポート『エスティ マーケットレポート』2025年8月号の配信開始
株式会社estieが2025年8月号の不動産マーケット動向レポート『エスティ マーケットレポート』を発表しました。本レポートは、日本最大級の商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」をもとにしたもので、都心5区のオフィス物件の需給バランスに関する最新の分析情報が提供されています。
都心5区の需給動向
本号の特筆すべき点は、2025年7月の都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の応募動向です。今回の調査では、募集終了面積が前月比で45.1%増の133,926坪に達し、募集面積のストックは前月比で14.2%減少しました。これは、行政区別で見ると新宿区を除く4区において募集終了面積が増え、全区で募集面積が減少したことが影響しています。また、募集開始面積の減少が見られ、ストックの消化が進んでいます。
このように、ついに都心5区のオフィス市場において供給が追いついてきたことが示されています。この傾向は、今後の動向に大きな影響を与えるであろうと予測されています。
注目サブマーケット:浜松町・芝公園
特に注目されているのが「浜松町・芝公園」エリアです。ここでは、募集終了面積が大幅に増加し、13,342坪に達しました。これは2027年に一部開業を控える「世界貿易センタービルディング本館・ターミナル」に関連する建て替えプロジェクトによる影響です。このプロジェクトによって、大規模な新規床供給ももたらされ、応募の消化が進んでいます。
『エスティ マーケットレポート』の利用方法
本レポートは、都心5区や特定のサブマーケットの賃貸オフィス不動産の需給動向を知りたい方にとって非常に有益です。さらに、「estie マーケット調査」でどのようなデータが利用できるのかを確認したい方にも最適な内容です。
興味のある方は、以下のリンクから2025年8月号のレポートをダウンロードできます。
エスティ マーケットレポート2025年8月号のダウンロード
株式会社estieのサービス
株式会社estieは、不動産業界のデジタルシフトを推進し、コアビジネスの効率化を図ることを目指しています。大手デベロッパーなどに利用される「estie マーケット調査」や「レジリサーチ」、「物流リサーチ」など、さまざまなサービスを展開しています。また、AIを活用した業務改革支援や専門知識を持つプロフェッショナルによる戦略的なアドバイスも提供しています。
他の不動産業者と一歩先を行くために、ぜひ『エスティ マーケットレポート』をチェックし、自社に役立ててみてはいかがでしょうか。