沖縄の自然の中で開催される「やんばるハッカソン」
沖縄の美しい自然が広がる北部では、2025年12月に学生エンジニアを対象にした開発イベント「やんばるハッカソン vol.4」が実施されます。このイベントは自然と技術が融合した刺激的な環境で、参加者が訪れるだけでなく、地域と企業も活性化することを目的としています。
具体的な開催概要
このハッカソンは、株式会社fan-milyが主催し、世界遺産であるやんばるの森を舞台に行われます。日程は2025年12月13日から20日まで。メインの会場は「やんばる学びの森」と「名護市マルチメディア館」で、自然の中でチームビルディングやアイデアの創出を行いながら、実践的なプロジェクトに取り組んでいきます。
ハッカソンの流れ
開催期間は8日間で、初日はチームビルディングが行われた後、参加者は技術を使った開発作業に移ります。特にこのハッカソンでは、自然・観光・環境など多様なテーマが扱われ、エンジニアはそれらのテーマに基づいて開発を進めます。最終日には、成果発表会が予定されています。
使用される技術
参加者は、Next.js、Flutter、Firebase、Supabase、LangChainなどの最新技術を用いて、Webアプリやスマホアプリ、AIツールなどのプロトタイプを開発することができます。参加後には地域企業とのマッチングの機会もあり、インターンへの道が開かれることも大きな魅力です。
学生と企業の交流の場
「やんばるハッカソン」は、学生エンジニアと地域企業の交流の場としても機能します。協賛企業を募集しており、企業側は未来のエンジニア候補との交流を通じて、採用の機会やブランドの露出を図ることができます。
参加概要
イベントは国内外からの大学生、高専生、専門学生を対象とし、参加費は無料です。宿泊費や食費の一部補助も行われるため、気軽に参加できる環境が整っています。エントリーは2025年12月5日まで。
主催者の思い
主催する株式会社fan-milyの代表取締役、松田秀彦氏は「沖縄から世界に挑戦できる若者を育てたい」と情熱を語ります。このハッカソンは単なる技術開発の場でなく、地域とのつながりを強化し、参加者同士が学び合う貴重な経験を提供することを目的としています。彼は今後も地域出身のIT人材育成に力を入れていく方針です。
過去の成功例
これまでの「やんばるハッカソン」では、AIや教育、観光といったテーマに基づいた多くのアプリが生まれており、参加者は現役エンジニアやメンターの指導を受けながら、限られた期間内に開発から発表までを行います。イベント終了後は、採用やインターンシップといった具体的な進展が見られることが多く、学生たちにとって非常に価値のある経験となっています。
まとめ
沖縄の豊かな自然環境の中で行われる「やんばるハッカソン」は、学生エンジニアにとって貴重な学びの場、また企業にとっては未来の人材との出会いの場ともなるイベントです。参加を希望する方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。詳しい情報は公式サイトにアクセスしてください。