眉毛・まつ毛・うぶ毛の新たな美の提案 - 毛beauty lab.発足
大阪市に本社を置くピアス株式会社が、30代以上の女性向けに新たな美容ブランド『毛beauty lab.』を立ち上げました。このブランドは、眉毛やまつ毛、うぶ毛の活かし方に関する提案を通じて、新たな美の可能性とその成長の余地を探っていくことを目指しています。特設サイトも開設され、世界中の女性に向けた美に関する情報を発信していく予定です。
世界調査結果から見えた日本の美意識の実態
『毛beauty lab.』の立ち上げに先立ち、2017年3月30日、同社は日本、アメリカ、フランス、韓国の30・40代女性を対象にした「美容ケアとライフスタイルに関する意識と実態」に関する国際調査を実施しました。この調査結果から、以下のような興味深い点が導き出されました。
1. 自信の低さ
調査の結果、日本人女性の多くが自分自身の容姿や内面、ライフスタイルに対して自信を持っていないことが分かりました。メイクや美容ケアにかける時間が短く、その影響で自己肯定感が低下しているという結果が特徴的でした。特に、顔やスタイル、性格などにおいて「自信がない」と回答した人は4カ国中で最も多かったのです。
2. 他人への厳しさ
日本人は、自分自身の美容ケアは後回しにしがちですが、他人の顔周り、特に眉毛やまつ毛に対して非常に敏感であることが明らかになりました。他人の眉毛の左右のバランスやまつ毛のカール具合に違和感を感じることが多く、これは日本人特有の「自分に甘く、他人に厳しい」国民性を露呈しています。
3. 理想の眉毛とまつ毛
調査によれば、理想とする眉毛は「手入れした自然体」という意見が4カ国で共通していました。一方で、日本人が最も理想とするまつ毛は「上向きにカールしている」ものであり、他国との意見の違いが見られました。特に、日本はうぶ毛へのケア意識が高く、ケア経験のある人が他国よりも多かったことも注目すべき点です。
4. 理想の女性像
調査結果はまた、理想の女性像について日本とフランスが「自然体・ナチュラル」を選ぶ一方、アメリカでは「ポジティブ」、韓国では「知性・教養」のある女性が美しいとされています。このことからも、国別での美に対する意識の違いが浮き彫りになりました。
毛beauty lab.の意義と使命
「毛beauty lab.」は、こうした調査結果を踏まえ、30代以上の女性が美しさを再発見する手助けをすることを目的としています。美容やライフスタイルの変化が重要なターニングポイントであるこの年代に向け、自分自身を見つめ直し、ありのままの自分を活かした美容ケアの重要性を訴えています。
これから『毛beauty lab.』が展開する情報は、女性たちが自身の美しさを理解し、受け入れ、さらには外見だけでなく内面も豊かにするための手助けとなることでしょう。
専門家の意見
ワールドクラスビューティーエキスパートである美馬寛子さんも、このプロジェクトに注目しています。彼女は日本人女性に対して、いかに他人ではなく自分自身を見つめ、自信を持つことが重要かを語っています。彼女のメッセージは、個々の美を引き出す助けとなるはずです。
まとめ
「毛beauty lab.」の発足は、単なる美容法の紹介に留まらず、女性たちに新しい視点からの美しさの可能性を提案します。今後の情報発信に大いに期待が寄せられています。興味がある方は特設サイトを訪れて、新たなる美の世界を探求してみてはいかがでしょうか。
毛beauty lab. 特設サイトはこちら