引越会社の支援
2024-08-08 14:51:45

引越会社が連携し、令和6年能登半島地震の支援物資を届ける

全国の引越業界で形成された「HAKOPLA災害支援ネットワーク」では、令和6年に発生した能登半島地震の被災地、特に穴水町において大型家電や家具を含む52点の支援物資を無償で配布しました。この取り組みは、株式会社リベロが運営する引越業界のプラットフォームサービス「HAKOPLA」に加盟する引越会社と連携し、災害支援活動の一環として行われました。今回の配布会は、3月に実施した七尾市への物資提供に続く二回目で、多くの地元住民にとって貴重な支援となりました。

支援物資の選定にあたっては、過去の経験から「生活に必要不可欠な物品が必要」という教訓を得た株式会社リベロは、周囲の関連団体と継続的に必要な物資への情報収集を行い、52点を集めました。具体的には、炊飯器や電子レンジといった家電類、さらには家具類も含まれており、まさに生活支援のために必要なアイテムがそろっています。運搬は株式会社スタームービングが担当し、直接被災地の住民のもとに届けられました。

この配布会に参加したのは、80名を超える地域住民で、計76点の物資の譲渡が主要な目的でした。この活動は、生活物資の提供を通じて、地域の復興を支えることに繋がりました。

3月の物資提供を通じて、今回の支援にも活かされたのは、引越業界が持つ強力なネットワークでした。リベロのスタッフが穴水町を訪問した際、「普通の生活が戻るとは限らない」という厳しい現実を直視しました。この経験から、「平常時からの情報収集と行動が重要」として、支援団体との連携に力を入れてきたのです。

配布会では、参加者から「感謝の気持ち」を表す言葉がたくさん寄せられ、地域の必要に応える形で実施できたことが喜ばれました。一般社団法人ロハス南阿蘇たすけあいの井出代表は、復興のスピードに疑問を持ちつつも、住民たちの反応を受けて「生活再建の助けになった」と話しました。また、株式会社スタームービングの仁賀取締役も、支援物資のニーズの高まりを実感し、次回に向けた取り組みを強化する方針を示しました。

このような貴重な機会は、引越業界の新たな在り方としても関与することができ、今後はさらなる現地支援へも注力していく考えです。仮設住宅から自宅へ戻る等の住環境に変化を感じながらも、「引越会社のネットワークを活かした支援はまだまだ続けていきたい」との意志が現場の関係者の口から語られました。

引越業界の新しい支援モデルとして、HAKOPLA災害支援ネットワークでは、今後も被災地へのサポートを続けていく計画です。どのような企業や団体でも参加できるこのネットワークに関心のある方は、ぜひお問い合わせください。さらに多くの企業が集まり、連携を深めることで、住民の生活再建に寄与できることでしょう。今後の活動に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社リベロ
住所
東京都港区虎ノ門3-8-8NTT虎ノ門ビル3F
電話番号
03-6636-0300

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