株式会社Relic、ifLinkオープンコミュニティへの参画を発表
日本の新規事業開発を支援する事業共創カンパニー、株式会社Relicが一般社団法人ifLinkオープンコミュニティに参加することを発表しました。この活動は、IoT(インターネット・オブ・シングス)を誰もが簡単に利用できる社会の実現を目指しています。Relicは、企業の新たなサービス創出を推進するために、自社のSaaSやプラットフォームを活用し、各産業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に寄与していく方針です。
ifLinkオープンコミュニティとは
ifLinkオープンコミュニティは、さまざまな企業や団体が参加し、IoTの実用化に向けたオープンな交流の場を提供しています。2020年に設立されたこのコミュニティは、150社以上の企業や学校が参加し、IoT機器のifLink規格への対応、アイデアの発想、マーケティングなどを行っています。この取り組みを通じて、より広範なIoTの活用が期待されています。
Relicの事業支援力
Relicは、新規事業開発やイノベーションの創出に特化した企業であることから、コミュニティの活動を効果的にサポートするための独自の技術や知見を提供します。特に注目すべきは、下記の二つのソリューションです。
DUALii
「DUALii」は、大企業が抱える課題に対して最適な共創体制を構築すべく、柔軟な関与スキームと多様な出口戦略を提供するインキュベーションパートナー・プラットフォームです。このプラットフォームは、新規事業の企画からプロダクト開発、マーケティング、顧客管理に至るまで、多岐にわたる機能を網羅しています。Relicは、大企業のアイデアを具現化する過程で、スタートアップ企業の機動力を結集することができるため、従来にないビジネスモデルの創出が期待されます。
Hardware SaaS Lab
「Hardware SaaS Lab」は、ハードウェアとSaaSの組み合わせを通じて新規事業の開発を支援するためのプラットフォームです。このソリューションは、アイデア創出からプロトタイプの開発、検証、さらには商用利用に至るまで、幅広い開発支援を提供します。特に、産業ごとの課題を踏まえたアプローチが可能で、IoTビジネスの実現に貢献します。
今後の展望
Relicの参画により、ifLinkオープンコミュニティが提供するプラットフォームはますます活性化され、新しいIoT商品やサービスが続々と生まれることが期待されます。Relicは、これまでに4,000社以上の新規事業開発に関与してきた実績をもとに、企業間のコラボレーションを推進し、日本の経済の豊かさを支える役割を担います。
今後も日本全体での新規事業の創出を目指し、積極的な取り組みを続けていくことでしょう。Relicの未来に期待が寄せられています。