インシデント対応の属人化
2026-04-02 11:47:33

SIGQが公開したインシデント対応の属人化に関する実態調査が示す現状と課題

SIGQが公開したインシデント対応の属人化に関する実態調査



株式会社SIGQは、インシデントマネジメントにおける「属人化」の実態を調査するために、250名のSaaS・Webプロダクト開発企業の技術リーダーに対してアンケート調査を実施しました。この調査から、インシデント対応に関する深刻な状況やリスクが浮き彫りになりました。

1. 調査結果の概要



調査の結果、72%の組織が特定の1〜2名に依存しており、88.9%がその依存している人材が今後1〜2年で退職するリスクを認識しています。この調査結果は、企業の持続的な運営に対する大きな脅威とされています。また、属人化解消のために取り組みを行った組織の32.4%は効果が見られないと回答し、単なるドキュメント整備では根本的な解決には至らない状況が明らかになりました。

2. 属人化が深刻な業務



特に属人化が進んでいる領域として「ログ解析」「トリアージ判断」が挙げられます。これらはマニュアル化が難しく、経験や直感に頼る部分が多い業務であるため、特定の人材に依存する傾向が強まっています。

3. 属人化の原因



調査結果から属人化の主要な原因は、時間不足、ナレッジの非共有、スキルギャップの三点に集約されます。多くの組織では、情報の文書化が不十分で、特定の人材に頼る状況が続いています。これにより、属人化の悪循環が生じています。

4. 解決のためのテクノロジー活用



安定したインシデント対応のためにはテクノロジーの活用が重要であり、53.2%の人々がAIや自動化ツールの導入を最優先と考えています。69.6%の回答者は専用ツールの導入に前向きな姿勢を示し、システム化による属人化解消の希望が見えています。

5. 経営層の関心が解決の鍵



調査によると、属人化解消に取り組めない理由の一つに経営層の関心の低さが挙げられています。経営層がその重要性を認識し、適切なリソースを注ぐことが必要です。現場の危機感と経営層の認識のギャップを埋めることが、解決の第一歩といえます。

6. Incident Lakeの導入



SIGQが開発した「Incident Lake」は、インシデントの情報を体系的に管理し、AIを利用して迅速な意思決定を可能にするツールです。このプラットフォームは、蓄積された運用データを基に個別のルールや過去の教訓を学習し、組織の運用を革新します。

まとめ



今回の調査により、インシデント対応の属人化は依然として多くの企業が抱える深刻な問題であることが確認されました。経営層のリーダーシップが求められ、テクノロジーを駆使した解決策の導入が急務です。これにより、インシデント対応の効率化と組織全体の技術力の向上が期待されます。今後の企業運営において、ナレッジの共有と依存状態の解消が重要な課題となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社SIGQ
住所
茨城県つくば市吾妻2−5−1つくば市産業振興センター203号室
電話番号

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