新たな健康支援の波、専門職による連携プロジェクト
大分県にて、健康をテーマにした専門職連携プロジェクトが始動します。このプロジェクトは、地域で働く人々の健康問題に対処するために、看護師や作業療法士などの専門職が連携して行います。
プロジェクトの背景
近年、健康問題は個人の生活にとどまらず、社会全体の課題と認識されています。「健康経営」という新たな考え方が広まる中、企業が従業員の健康づくりに積極的に取り組むことが求められています。しかし、多くの企業では「何から手を付ければよいのか分からない」といった声や、「施策が形骸化している」との課題が存在しています。
このプロジェクトの発起人となった株式会社こはりとメンタルケアスペースNECOは、健康への関心が高い企業をサポートするために連携を決めました。両者は、それぞれの専門知識を生かし、地域社会での健康課題の解決に寄与することを目指しています。
第1回講座の目的と内容
「社長のための健康づくり講座」は、このプロジェクトの第1回目として開催されます。この講座では、経営者や管理職が自身の健康状態を理解し、生産性や人生の質を向上させることを目的としています。具体的には、産婦人科医師や臨床心理士、理学療法士が登壇し、ホルモンバランス、心の健康、身体の状態という三つの観点から、多く見られる変化や不調について詳しく解説します。この内容は、忙しいビジネスパーソンでも実践しやすい方法論が採用されています。
参加・開催情報
開催日程
日時: 2026年2月18日(水)14:00〜15:30
場所: 別府市商工会議所 大会議室
対象: 経営者・管理職
参加費: 無料(事前予約が必要)
主催: 株式会社こはり
共催: メンタルケアスペースNECO
申込:
こちらから
お問い合わせ: 株式会社こはり(
[email protected])
この講座はあくまで一回限りのものではなく、将来的に看護師や作業療法士などが参加する形で、企業や地域との連携を深めつつ、働く人々の健康を支えていくための基盤となることを目指しています。
今後の展望
このプロジェクトの主要な目的は、企業が持続的に健康管理を行えるようにすることです。今後も、さまざまな職種の専門家が参画し、多角的な視点から健康課題にアプローチし続ける予定であり、地域全体での健康づくりの支援体制を確立することを目標としています。