どろんこ会と上山市
2025-12-25 10:52:00

どろんこ会が山形県上山市と連携協定を結び未来の保育を共創

どろんこ会が山形県上山市と連携協定を結び未来の保育を共創



2025年12月23日、東京都渋谷区に本拠を置く社会福祉法人どろんこ会は、山形県上山市との間で「こどもたちの『にんげん力』を育むための連携協定」を締結しました。これにより、両者は障害や病気の有無にかかわらず、全ての子どもが地域で共に成長できるインクルーシブ保育の実現を目指します。

締結式の様子



協定の締結式は上山市役所で行われ、出席者にはどろんこ会の安永愛香理事長をはじめ、山本幸靖市長や鈴木英夫副市長が揃いました。山本市長は、どろんこ会の保育園を訪れた際に感じた子どもたちの生き生きとした表情について触れ、「子どものための保育園とは何かを考えてきたが、どろんこ会はそれをしっかり体現している」と語りました。安永理事長は、「上山市の皆さまにも現場を体験してもらい、有意義な学びを得てほしい」と意欲を示しました。

インクルーシブ保育の背景



少子化や多様な保育ニーズが進むなか、全ての子どもが地域で共に育つインクルーシブ保育の重要性が高まっています。自治体が独自に対応するには限界があるため、どろんこ会と地方自治体との連携が鍵となります。多様な子どもたちを育むための新たな保育モデルが必要とされているのです。

現場での人材育成



この連携に基づき、2026年4月から上山市の公立保育園の保育士がどろんこ会グループの施設に出向く実地研修を実施します。この試みは、双方が高い意識を持って取り組む挑戦です。現場で培った知見を直接共有することで、上山市全体の保育の質を向上させることが期待されます。特に、インクルーシブ保育に必要なスキルを実地で学ぶことができるという点で、全国に類を見ない先進的な試みと言えるでしょう。

共生社会の実現へ



どろんこ会と上山市は、障害や病気の有無を超え、全ての子どもが「にんげん力」を育む社会の実現を目指しています。地方においても再現性の高いこの取り組みは、他の自治体にも広がる可能性を秘めています。今後、どろんこ会は志を同じくする自治体や関係機関との連携を強化しながら、地域に合った子育て支援、インクルーシブ保育を進めていく方針です。

この連携協定は、子育て支援の新しい形として、多くの地域に広がっていくことが期待されています。これからの時代、官民が協力し合って多様なニーズに応える保育環境の整備が求められるでしょう。


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会社情報

会社名
社会福祉法人どろんこ会
住所
東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 MFPR渋谷ビル13階
電話番号
03-5766-8050

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