株式会社アイデンティティーがMBOを実施
2024年12月25日、株式会社アイデンティティーは株式会社デジタルハーツホールディングス(DHH)からの株式買収を通じて、マネジメント・バイアウト(MBO)を成功裏に実施し、独立法人として新たなスタートを切ることを発表しました。
2つの強みを活かした成長の歩み
2008年に設立された株式会社アイデンティティーは、ITエンジニアの人材不足という社会的課題の解決に取り組んできました。多くのエンジニアたちのサポートを受け、数々の顧客に貢献してきた同社は、2021年にDHHグループに加わり、その後、実に3年で売上高を約3倍に拡大するという驚異的な成長を遂げました。
この急成長の要因は、市場規模の拡大だけでなく、同社が運営する求人プラットフォーム『テクフリ』の知名度向上による集客の増加にあります。今後はさらなる独立性を高めることで、より迅速な意思決定を実現し、株式上場も視野に入れた成長戦略を進めていく方針です。
DHHとの強固な連携を継続
MBOによって独立した株式会社アイデンティティーですが、DHHとのシナジーは今後も維持されるとのこと。両社は今まで以上の連携を強化し、相互の発展を目指していくとしています。これにより、エンジニアのキャリアアップや生活の質の向上を追求し、エンジニアと共に社会に貢献する活動を拡大する予定です。
未来を見据えたミッション
同社のミッションは「世界のエンジニアと未来を創造し、社会貢献をする」という理念に基づき、ITエンジニアプラットフォーム事業を通じてさらなる成長を目指します。エンジニアはもちろん、顧客やDHHの関係者にも感謝の意を表しつつ、これからの挑戦に全力を尽くす姿勢を示しました。
まとめ
2025年1月11日付で公式にMBOを発表した今野力代表取締役は、エンジニアファーストの理念のもと、今後さらに事業の拡大を進めていく意向を示しました。IT業界での地位確立を目指す株式会社アイデンティティーの動向には非常に注目です。
MBOの詳細や株式譲受に関する情報は、DHHの2024年12月11日付のお知らせで確認できます。
これからの株式会社アイデンティティーの成長を、引き続き見守っていきましょう。