次世代イノベーター育成
2021-10-26 10:00:11
次世代イノベーター育成へ向けた「リークラボ・ジャパン」の新たな挑戦
企業と若者の新たな接点
株式会社コンピュータ技研が、甲南大学経営学部の北居明教授、ミライ企業プロジェクトとの連携により、次世代イノベーターの育成を目的とした実証実験を行うことが決定しました。この実験は、企業とキャリア形成に悩む若者が互いに接点を持つことで、就職活動における価値観の変化を促進することを目指しています。特に、ミライ企業プロジェクトに参加するリークラボ・ジャパンが仲間に加わることで、実験の幅が広がります。
リーク問題解決を通じた社会貢献
リークラボ・ジャパンは、自動車やエアコン、機械産業における漏れ問題の解決を専門とする企業です。オイルやエア、冷媒ガス、水など様々な「リーク(漏れ)」の検知や対策に関する製品を提供しています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた強いチーム作りが不可欠であると考えており、社員が「志事」としての意識を持ち、物心両面での幸せを追求できるような環境づくりを進めています。
若者の成長を支える教育プログラム
今回の実証実験では、甲南大学の学生がCSV(Creating Shared Value)経営を学び、社会的意義と収益性を兼ね備えた新事業を考える機会を得ます。また、古来の商人道を学ぶことで、次世代のビジネスリーダーとして成長する力を育むことを狙いとしています。実験を通じて、企業の特色である多国籍人材との交流が行われ、ダイバーシティの重要性についても学ぶことができます。
各参加者の役割と目指す成果
コンピュータ技研の役割
コンピュータ技研は、若者が企業の実態を深く理解できるよう、企業イベントを提供し、各参加者のコーディネートを担当します。これにより、学生が実際のビジネス環境に触れる機会を増やします。
リークラボ・ジャパンの貢献
リークラボ・ジャパンは、授業受講者が自ら考え、挑戦できる環境作りを支援します。また、同社の特徴である多国籍人材との交流を実施し、学生にダイバーシティの価値を詳しく伝えます。
北居教授の役割
北居明教授は、学生に対してキャリア形成に関連する講義を行うと同時に、参加企業をゼミに招へいし、直接の対話を通じた企業理解を促進します。
ミライ企業プロジェクトの方針
このプロジェクトは、持続可能なビジネスモデルを持つ複数の企業を選定し、学生と企業の実像を体験する機会を提供します。企業が参加するイベントの企画運営を通じて、学生が社会と企業を理解する手助けを行います。
サステナブルなキャリア形成を目指して
実証実験は、短期のインターンシップでは得られない企業の実態を把握し、共に課題を解決していくことで、若者の「大企業志向」や「ブランド志向」に変化をもたらすことを目指しています。中小企業での経験は、知名度が低い中でも重要なキャリア形成の一部となります。
個々のキャリア形成の未来に向けて
日本の就職市場では、一括採用の慣習が一般的ですが、その中で自己発見の場を提供するこの実証実験は、企業経営者と学生の出会いを創出し、持続可能なキャリア形成の新たな可能性を探ります。学生たちは、自分に合った進路を見出すための重要な学びを得ることができるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社コンピュータ技研
- 住所
- 大阪市都島区片町 2-8-1 CTL ゼロオンビル
- 電話番号
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