町工場とファッションの融合!CAMPFIREで新たな挑戦が始まる
地域中小企業の活性化を目指す
国際ファッションセンター株式会社(以下、国際ファッションセンター)は、東京都墨田区に本社を構える、この地域の中小企業やクリエーターを支援するために活動してきた団体です。2000年の開業以来、特に東京の城東地区に位置する町工場を元気にするための活動を続けてきました。しかし、昨今の新型コロナウイルスの影響により、多くの地元企業は営業活動やイベントの開催に大きな苦労を強いられています。
そこで、国際ファッションセンターは、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」と連携し、10月1日(金)より「東東京モノヅクリ商店街」の参加企業が展開するプロジェクトを支援することになりました。
クラウドファンディングの3つの目的
このプロジェクトには3つの具体的な目的があります:
1.
町工場を元気にしたい:コロナ禍での苦境に立つ町工場が、オリジナル商品を通じて新たな魅力を発信し、地域社会からの応援を得られるようにしたいと考えています。
2.
ノウハウの獲得:町工場の多くがクラウドファンディングの経験に乏しく、オンラインでの販売方法に対する知識を求めているため、実際のプロジェクトを通じてノウハウを習得してもらいます。
3.
仲間の力で拡散する:プロジェクトに参加する中小企業同士が相互に協力し合うことで、どれだけ多くの人々にこの活動を知ってもらえるのかを試みます。
これらの目的を達成するため、特設ページをCAMPFIRE内に設け、具体的な商品の販売を進めることにしています。
参加企業とプロジェクトの内容
「東東京モノヅクリ商店街」では、10社が参加し、それぞれ特長ある製品を用意しています。
- - アジルジャパントレーディング株式会社:氷のように美しいアクリルの貯金箱
- - 天野宝国株式会社:フランスサーモン製レザーを使用したガジェットポーチ
- - 石川金網株式会社:金網で作った折り紙「おりあみ/ORIAMI®」
- - 谷口化学工業所:日本最古の靴クリームメーカーが創る木工ペイント
- - 東京和晒株式会社:伝統技法で染めた上質なガウンなど。
これらの製品は、10月1日からCAMPFIREでのプロジェクトページにて購入可能です。さらに、渋谷PARCO内の「BOOSTER STUDIO」でもプロジェクト商品を体験できる展示が行われます。
地域ブランディングの重要性
国際ファッションセンターは、地域のブランディングや産業の活性化にも力を入れています。このプロジェクトを通じて、過去の伝統を大切にしつつ、現代のニーズに応える新しいモノヅクリの形を模索しています。参加企業それぞれが持つ独自の技術や製品は、地域の魅力を引き出し、多くの人々に届けることが期待されています。
まとめ
この取り組みが成功し、町工場が元気を取り戻すだけでなく、地域全体が活性化することを目指しています。今後もこのプロジェクトは、2022年秋までに全4回展開される予定であり、継続的な支援が求められます。クラウドファンディングを通じて、東東京の素晴らしいモノヅクリを体験し、支えていくことができるこの機会をお見逃しなく!