オートノマスの新事業拡大
2023-10-17 11:00:03
オートノマス、製造業DX推進へ6,000万円調達しエンジニアリング事業拡大
オートノマス、製造業の未来を切り開く
最近、株式会社オートノマスが約6,000万円の資金調達を行い、製造業のデジタル化を進めるエンジニアリング事業を拡大することが発表されました。この調達は、労働力不足やエネルギー効率の向上といった社会課題を解決するための重要なステップです。オートノマスは、創業以来、業務オペレーションの設計やITツールの導入を支援し、ものづくりの現場で必要とされるDX(デジタルトランスフォーメーション)やスマート化のニーズに応えるべく、バーチャルコミッショニングという新たな技術を取り入れたエンジニアリング事業に取り組むこととなります。
バーチャルコミッショニングの導入
バーチャルコミッショニングは、デジタル上の仮想環境で自動化設備の動作を検証する手法です。この技術により、自動化設備の立ち上げ時の手戻りを減少させ、立ち上げ期間を短縮することが可能です。今回の資金調達を通じて、オートノマスはITおよび工場自動化技術者の採用を加速し、生産工程のシミュレーションを行うためのツール環境を整備します。
これにより、企業がデジタルツインを活用して生産性や動作検証を事前に行うことができるエンジニアリング体制が構築されるのです。オートノマスは、幅広い業務オペレーションの概念設計からデジタルエンジニアリングによる実装までを手掛け、クライアントの業務プロセスを変革し、設計効率を向上させることを目指しています。
湯本隼士代表の思い
オートノマスの代表、湯本隼士氏は、「広島のものづくり現場をデジタル化し、スマートファクトリーの世界最先端にする」とのビジョンを掲げています。氏は15年前に広島で自動化された生産ラインを目にし、その精巧さに感動した経験があるそうです。「ものづくり」「人づくり」を通じて、未来の進化を形作る必要性を強く感じるようになったと語っています。彼は、広島の技術者たちが「これからも変わらず輝き続ける」と信じられるような未来の実現を目指しているのです。
また、オートノマスではバーチャルコミッショニング事業を拡大するために、仲間となるITやFA技術者を募集しています。成長期のスタートアップで経験を積み、自分の力をものづくり現場のDXやスマート化に活かしたい方々にとって、魅力的な機会となることでしょう。
投資家の反応
投資家からは、湯本氏のビジョンに共感したとのコメントが寄せられています。オートノマスは、創業以来着実に成長してきたDX化への取り組みを基に、バーチャルコミッショニング事業をスタートしました。その進化はいち早く顕在化しており、多くの問い合わせが寄せられています。高い能力とモチベーションを持つチームが、広島のものづくり現場をデジタル化することで、世界最先端の技術を提供し続けることが期待されています。
会社概要
株式会社オートノマスは、広島県広島市中区に所在し、代表取締役の湯本隼士氏が指揮を執っています。2021年の設立以来、経営コンサルティングやデジタルエンジニアリングを主な業務とし、広島のものづくりの未来を支えるために邁進している企業です。公式ウェブサイトでは、さらに詳しい情報が掲載されています。
このように、オートノマスの新たなエンジニアリング事業は、単なる技術導入にとどまらず、ものづくり現場のイノベーションと日本全体の技術者の未来を担う重要な役割を果たすことが期待されています。製造業のデジタル化が進む中、オートノマスの挑戦がどのような結果を生むのか、引き続き注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社オートノマス
- 住所
- 広島県広島市中区橋本町9-7ビル博丈5階
- 電話番号
-
082-536-3598