2024年7月17日、米国大使館公邸で開催されたグローバルイノベーションレセプションパーティにおいて、アイリス株式会社の代表取締役である沖山翔氏が出席し、名誉あるグローバル・イノベーション・アワードを受賞しました。この賞は、過去のスタートアップワールドカップにおいて優勝を含む上位入賞を果たした企業に贈られるもので、アイリスの飛躍的な成長とAIを活用した医療機器の革新を象徴しています。
授賞式には内閣官房長官などの要人が参加し、駐日米国大使ラーム・エマニュエル氏から今後のグローバル展開に向けた期待の言葉が贈られました。沖山代表は、受賞の知らせに感謝を述べながら、アイリスが引き続きAI医療機器の開発を進め、医療の進歩に貢献していくという決意を表明しました。
スタートアップワールドカップは、米国ペガサス・テック・ベンチャーズが主催する世界最大級のピッチコンテストです。参加企業は、世界中の50以上の国と地域で開催される予選を勝ち抜き、最終的にシリコンバレーで行われる世界大会に挑むこととなります。アイリスは、昨年度のスタートアップワールドカップで優勝し、約1億4千万円の賞金を手に入れました。
2023年度の世界大会もシリコンバレーで開催され、アイリスはその準決勝で勝ち抜き、続く決勝で栄光の結果を残しました。本年度の国内予選は7月19日に東京六本木で行われ、沖山代表が昨年度の世界チャンピオンとして特別ゲストとして登壇し、自らの経験を踏まえた講演を行いました。参加者に対しては、今後の挑戦に向けてのエールも送りました。
アイリスの理念には、「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」があります。この目標を達成するために、同社は2017年に創業され、医療の現場で日々活躍する医師や、厚生労働省、経済産業省の出身者、 AIテクノロジーの専門家など、多角的な専門チームが在籍しています。その技術力を活かし、医療従事者との協力を通じて、より良い医療の実現に向け努力しています。
アイリス株式会社は、現在もAI医療機器の開発、製造、販売及び研究開発に注力しており、より多くの患者さんに貢献できる製品を目指しています。