Morpholioが新たに提供するTrace for Businessとは
米国のコロンビア市から、2026年9月10日にMorpholioが発表した「Morpholio Trace for Business」は、企業向けに設計された新しいプランです。このプランはデジタルデザインの効率化を実現し、Vectorworksカスタマーポータルを通じて簡便に運用管理ができる手段を提供します。
Trace for Businessの特長
このプランでは、企業はVectorworksのアカウントを用いることでスムーズな購入プロセスを享受できるほか、ライセンスや導入管理も一元的に行えるようになります。特に、既存のVectorworksソフトウェアとの連携によって、Morpholio Traceが企業の製品ラインに統合され、デザイナーが考えたクリエイティブな手法を取り入れ、全社的に設計のワークフローを強化することが可能となります。
特に、デジタルドローイングやマークアップの機能を取り入れることで、チーム全体が一つのプラットフォームで設計を行えるようになります。
直感的なスケッチ体験
Trace for Businessの導入により、デザイナーが高く評価している直感的なスケッチ体験はそのままに、組織全体での利用が可能となります。これにより、個々のデザイナーのスキルが活かされつつ、チームとしての強力な連携が生まれます。特に、企業契約者に対しても現行のライセンスやTraceのアップデートがそのまま利用可能であるため、スムーズな運用が見込まれます。
企業が抱える課題に応える
VectorworksのPrincipal Software EngineerでありMorpholioの共同創設者であるMark Collins氏は「Traceは企業全体に広がることで、描くことの喜びを損なうことなく、業務管理も実現します。デザイナーが慣れ親しんだスケッチを維持しつつ、必要な管理機能を提供することが重要です」と強調しています。
企業のIT部門にとっても、Trace for Businessは特別な管理機能を備え、高速で直感的な作業環境を維持します。Vectorworksカスタマーポータルでは、ライセンスの一元管理が可能で、ユーザーに対して各自のアクセス権を簡単に管理できます。
MDM対応によるスムーズな導入
加えて、Trace for Businessはモバイルデバイス管理(MDM)にも対応しており、企業の既存のIT環境に自然に組み込むことができます。これにより、IT部門は他の設計ソフトウェアと同様の手順でTraceを展開し、デザイナーはこれまでの方法で作業を続けるからです。
未来の機能「Trace Ultra」の先行提供
Trace for Businessのサブスクリプションを通じて、ユーザーは新たな機能「Trace Ultra」をいち早く利用できる特典も得られます。これにより、最大レイヤー数が25から50まで増加し、より複雑なプロジェクトに対応できるようになるのです。この新機能は、Vectorworks 2026 Update 6により導入されたもので、iPadでのデザインとVectorworksの環境との連携を強化する役割を果たします。
Morpholioの理念と今後の展開
Morpholioは2011年に設立され、手描きのデザインプロセスがデジタル化の進展に向けても欠かせない存在であるとの理念の元に活動しています。今日では多くの「Best Apps」に選ばれ、多彩なツールを提供していますが、「Trace for Business」の導入によって、さらなる制作の創造性と効率性をもたらすことを目指しています。今後も、デザインの世界に革命をもたらす直感的なツールを提供し続けることで、創造力の更なる発揮を支援していく方向です。