セブンリッチとRelic、起業家と企業の成長を加速する業務提携を開始
セブンリッチグループ(本社:東京都渋谷区)と株式会社Relicは、2024年7月1日より業務提携を開始しました。両社は、企業規模や成長ステージに関わらず、事業創出から成長、そして企業価値最大化までをシームレスに支援していくことを目指しています。
セブンリッチは、これまで約1,500社のスタートアップ企業の事業バリューアップを支援してきた実績を持ちます。一方、Relicは、大企業を中心とした4,000社・20,000件以上の新規事業開発における支援や共創を行ってきました。この提携により、両社の強みを掛け合わせることで、より専門性が高く、広範囲な事業支援を提供できる環境が構築されます。
起業ハードルを下げ、挑戦を支援する第1弾
業務提携の第1弾として、両社は相互の業務支援連携を開始し、起業直前・直後の煩雑さを解消することで、起業のハードルを下げる取り組みを強化します。セブンリッチは、会社設立に伴う登記支援、会計税務の顧問サービス、経理総務のBPO、外部CFOの派遣、資金調達アドバイスなど、バックオフィスに関わる多岐にわたるサポートを提供します。これにより、起業家が事業に専念できる環境を構築し、より多くの挑戦を後押しします。
大企業とスタートアップの連携を促進する第2弾
業務提携の第2弾では、両社の顧客基盤を活用した相互事業支援やシェアオフィス事業の共創を通じて、より多様な事業創出を目指します。Relicは、大企業を中心とした顧客基盤を持つ一方で、セブンリッチはスタートアップ企業を中心とした顧客基盤を持ちます。これらの顧客を有機的に結びつけることで、オープンイノベーションを促進し、相互にアセットやサービスを提供します。
具体的には、セブンリッチが提供するインフラコスト削減代行サービス「CTO booster」と、Relicが提供する事業共創型エンジニアリングサービス「Digital Innovation Studio」を連携させ、投資余力を生み出しつつ、新規事業やプロダクト・サービス開発を加速させることが期待されます。また、Relicのグループ企業である3rd Economy社が提供するベンチャーデット支援と、セブンリッチが提供する会計・ファイナンス支援を連携させることで、より幅広い資金調達支援を提供することも可能になります。
さらに、両社は共創事業として、創業支援から事業・資金支援までを包括的に行えるシェアオフィス事業の連携も検討しています。このシェアオフィスを通じて、大企業とベンチャーの交流を促進し、双方のバリューアップにつなげることを目指します。
攻めと守りの両軸で企業の成長を支援
今回の業務提携は、事業開発において、社内承認プロセスの効率化や既存の制度に縛られない柔軟な事業開発環境の整備が重要であるという認識に基づいています。迅速な意思決定プロセスは、新規事業の成功に大きく貢献するため、革新的なアイデアを実現するための重要な要素となります。
セブンリッチとRelicは、それぞれが持つ強みを活かし、起業・創業から事業成長・企業価値最大化までを支援する包括的なサービスを提供することで、企業の成長を加速させていきます。