ローコードでSAP拡張を容易に!イントラマートが提供する新ソリューション「intra-mart ERP Value Solution」
株式会社NTTデータ イントラマートは、2024年11月1日に、SAP社のERP(統合基幹業務システム)にローコード開発で外部拡張アプリケーションを連携できる新ソリューション「intra-mart ERP Value Solution」をリリースしました。
本ソリューションは、SAP導入企業が抱える課題解決と、企業独自のビジネスモデル変革を支援することを目的としています。近年、DX推進が加速する一方で、ERP領域における課題も多く、特に2027年末に標準サポートが終了するSAP製品への対応は喫緊の課題となっています。
「intra-mart ERP Value Solution」は、SAPの知見が少なくても、ローコード開発環境「intra-mart」上で素早く外部拡張アプリケーション開発を可能にするソリューションです。これにより、従来困難だったSAPの外部拡張開発を低コストかつ短納期で実現できます。
3つの提供機能
「intra-mart ERP Value Solution」は、以下の3つの機能を提供することで、SAP導入企業の課題解決を支援します。
1.
SAP S/4HANAとの連携
- SAP S/4HANAとの連携を簡素化し、データ活用環境(IM-DB)を提供します。
- SAP S/4HANAからのデータ取得とintra-martのリポジトリーへのデータレプリケーションをサポートする連携コネクタを用意することで、SAP S/4HANA側での開発を伴わずに、intra-mart上で外部拡張アプリケーション開発を完結できます。
2.
データ活用
- SAP S/4HANAの知見が少なくても、必要なデータ構造を把握し、効果的にデータ活用できるデータカタログを提供します。
- SAP S/4HANAで扱う重要データ構造が整理されたカタログにより、業務用途に合わせたデータの確認・選択が容易になり、要件定義と開発のリードタイムを短縮し、実現工数を最小限に抑えることができます。
3.
テンプレート提供
- カスタマイズ可能なテンプレートアプリケーションを提供します。
- SAP S/4HANA連携データをintra-mart上で利用できることに加えて、個別のニーズに応じたアプリケーション導入を迅速にサポートします。テンプレートを基にした開発が可能となるため、独自のアプリケーション開発をゼロから行う必要がありません。
まとめ
「intra-mart ERP Value Solution」は、SAP導入企業が抱える課題解決と、企業独自のビジネスモデル変革を支援する画期的なソリューションです。ローコード開発による外部拡張アプリケーション開発の容易化、データ活用環境の充実、テンプレート提供など、多岐にわたる機能を提供することで、企業のDX推進を強力にサポートします。