高校生対抗!ごみ拾い
2024-10-28 19:06:36

島根県の高校生たちが挑んだごみ拾い競技「スポGOMI甲子園2024」

島根県大会を盛り上げた「スポGOMI甲子園2024」



2024年10月19日(土)、島根県出雲市のキララビーチで行われた「スポGOMI甲子園2024・島根県大会」には、県内のさまざまな高校から22チーム、計66人の高校生が参加しました。このイベントは、指定エリア内のごみを制限時間40分で回収し、その質と量を競うもので、参加者たちは競技を楽しみながら環境保護に貢献しました。

イベントの概要と大会の意義



当日のプログラムは、9時30分からスタートし、12時までの間に全チームがごみ拾いを行いました。今大会は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として開催され、地域の高校生たちに海洋環境問題への関心を持ってもらうことを目的としています。参加した生徒たちが身に着けていた部活のユニフォームが、競技の活気を一層引き立てました。

参加者たちの熱意と初出場校の出現



会場には多くの初出場校があり、横田高校、三刀屋高校、浜田高校、矢上高校などが新たに参加。キララビーチは海水浴シーズンが終わり静けさが漂っていましたが、参加者たちの活気がその雰囲気を一変させました。流れ着いた生活ごみや漁具など、多くのゴミを前に「少しでもきれいにしたい」という意気込みが感じられました。

大会を盛り上げた特別参加チーム



さらに、今夏の甲子園で注目を集めた大社高校野球部が「可能性は無限大」と「チーム マネ」という2つのチームを結成し参加。彼らは地域からの応援への感謝を表し、環境保護の意義を再認識するためにこのイベントに挑戦しました。地域貢献と同時に、スポGOMIという独自の競技で新たなチャレンジを行いました。

創意が表現されたオリジナルアイテム



競技に参加した5つのチームは、オリジナルアイテムを作成し、それを使用してごみを拾う戦略を立てました。例えば、「Notポイ捨て、Let'sごみ拾い」というキャッチフレーズの入った特別な箱や、より効率的にごみを集められるよう仕切られた箱など、それぞれが工夫を凝らしたアイデアを活かしました。この競技を通じて、参加者たちは「楽しみながら環境を守る」という意識を高めていました。

優勝は開星高校「なっ会」



最終的に、ポイントを重視した作戦を展開し、タバコの吸い殻やペットボトルを中心に収集した開星高校の「なっ会」が優勝を果たしました。同チームは5.1kgのごみを集め、ポイントで510.5を獲得しました。開星高校の連続優勝はこれで3年目です。2位は同じく開星高校の「情熱バンビーノ」で442.5ポイント、3位には大社高校の「チーム マネ」が441ポイントで続きました。さらに、オリジナルアイテム賞には松江南高校の「TEAM友達」が重いごみを効率よく運べる車輪付きアイテムを製作し、注目を浴びました。

今後の展望と全国大会へ向けて



「スポGOMI甲子園」の全国大会は、12月1日(日)に東京で開催され、全国から40都道府県の代表が一堂に会する予定です。「なっ会」のメンバーは、「東京でも優勝を目指して頑張りたい」と意気込んでいます。環境問題に sensibilized(意識させる)しつつ楽しみながら競技でデモンストレーションを行い、社会全体へのメッセージを発信する場となっています。


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海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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