公平の価値を学ぶ
2025-03-19 11:10:26

新たに公開されたアニメーション教材『I'mPOSSIBLE』が教える「公平」の価値とは

国際パラリンピック委員会が認定した新教材『I'mPOSSIBLE』



国際パラリンピック委員会(IPC)の公認教材『I'mPOSSIBLE』の日本版から新たにアニメーション教材の第二弾がリリースされました。この教材は主に小学生や中学生、高校生を対象としており、特に「公平」について考えることをテーマにしています。この教材は、無料で日本版公式サイトからアクセスでき、幅広い世代に向けて公平の理解を深める機会を提供しています。

教材の内容と特色



新しいアニメーション教材では、パラリンピックの重要な価値である「公平」が中心テーマです。授業はアニメーション映像を用いて進行し、児童や生徒が競技環境をどのように公平に保つかを学ぶことができます。ルールや用具の工夫、サポート方法などを通じて、理想的な競技環境の生成を考えさせられる内容です。

グループワークを通じて、子どもたちはヒントを少しずつ与えられながら、自分たちの意見や考えを発表することが求められます。このアプローチは、グループでの協働学習を促進し、主体的な考察を引き出す助けとなります。また、ICT技術を授業に取り入れることで、探究活動や道徳の授業など多様な場面での活用が可能です。

教材を活用した授業の効果



授業に参加した小学生の声によると、授業を通じて「全員が楽しむことが重要であり、そのために工夫をしたい」という意欲が芽生えたと述べています。中学3年生の生徒は「違いを理解し、みんなが良い気持ちになる方法を考えるのがとても面白い」と感想を語っています。教員からも「教材を使った授業は児童が真剣に考える良い機会になった」との声があり、教育現場での反響が大きいことが伺えます。

教材の魅力と進化



このアニメーション教材は、以前のバージョンから数多くの改善点が盛り込まれています。例えば、児童が自主的に学ぶための操作デザインや、教員向けの支援ページが新たに設置され、授業を円滑に進めるためのサポートが充実しています。また、パラリンピック選手のインタビューや体験談が盛り込まれており、教材を学ぶ児童たちに情熱や実践例を示すことができます。

次世代の育成に向けて



『I'mPOSSIBLE』は、ただの教育ツールではなく、子どもたちに自分たちの役割や責任を考え、「公平」についての認識を高めることを目指しています。国際的な教育プログラムとして、今後も日本の教育現場において積極的に活用されることが期待されます。多様性を尊重し、相手を理解する力を育むことで、次世代のインクルーシブな社会の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会
住所
東京都中央区日本橋蛎殻町2-13-6
電話番号
03-5939-7021

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