リターナブルびんをテーマにしたラップソング誕生!
日本ガラスびん協会(東京都新宿区、会長:野口信吾)は、リターナブルびんやびんリユースの仕組みを再発見し定義し直す試みとして、「SO BLUE ACTION」を展開しています。この取り組みの一環として、2023年7月23日から8月13日まで実施されたイベント「しよう!再使用!リターナブルびんラップチャレンジ」が注目を集めています。
このユニークな企画では、参加者が銭湯で飲み終わったリターナブルびんを返却することで、その本数を時間に換算し、ラップソングが制作されました。今回のイベントでは415本のびんが回収され、結果として6分55秒にも及ぶ長尺のラップソングが誕生しました。
アーティストと楽曲について
楽曲「#しよう再使用」を手掛けているのは、アーティスト「xiangyu」と「Coldhot」で、作詞はタカノシンヤが担当しています。また、サウンドプロデュースはColdhotが行っており、ブレイクビーツやドラムンベース、アンビエントなどのジャンルを融合させた新しい感覚のダンスミュージックが特徴です。楽曲は目まぐるしく展開し、リターナブルびんの仕組みや歴史に関するリリックが盛り込まれています。
xiangyuは、「リターナブルびん」と繰り返し歌うことで、中毒性のある楽曲に仕上がったと話しています。さらに、銭湯の特別な環境でのMV撮影についても、その独特のライティングが印象的であり、楽しい思い出に残っていると語っています。このプロジェクトを通じて、リターナブルびんの環境への配慮やその価値についても認識が広がることを願っているそうです。
一方、タカノシンヤも自身の子供の頃の思い出を振り返りつつ、リターナブルびんのテーマで曲を書くことになった経緯に感慨深さを感じています。彼は、みんながこの曲を聞いて少しでも環境問題について考えるきっかけになれば嬉しいとコメントしています。
ミュージックビデオと楽曲の配信
「#しよう再使用」は、11月13日(水)にSpotifyやApple Musicなどの各配信サイトでリリース予定です。また、ミュージックビデオも公開されており、アーティストたちがどのようにこのプロジェクトに取り組んだのかが映し出されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
日本ガラスびん協会の公式サイトでは、今回の企画の詳細や記者発表会の様子も見ることができます。環境への意識を高める新たな取り組みとして、多くの人が参加し、与えられたメッセージに耳を傾けてくれることが期待されています。これからもリターナブルびんの普及が進むことを願っています。