ユーソナーがSnowflake Marketplaceで企業データを提供
ユーソナー株式会社は、AIデータクラウド基盤「Snowflake Marketplace」で、日本最大級の企業データベース「LBC」の提供を始めました。これは、日本中の法人に関する詳細な情報を日々更新された形で利用できることを意味しています。
企業データベース「LBC」とは
「LBC」は、ユーソナーが日本全国の法人に対して独自に構築したデータベースです。約1250万の事業所に11桁の管理コードを割り当て、多岐にわたる企業情報を一元管理しています。これには法人番号、業種、売上規模、資本構成、さらには本社と事業所の関係などが含まれており、非常に詳細な属性情報を保持しています。このデータベースは、商業登記簿やウェブ上の情報を総合的に統合しており、企業にとって価値のある情報源となります。
Snowflake Marketplaceとの連携
今回の連携により、すでにSnowflakeを利用している企業は、このプラットフォームを通じてLBCの法人データに日次でアクセスできます。この新しい環境では、従来のAPI設定やファイル連携にかかる手間を大幅に削減し、迅速にデータを取得できます。これにより、企業は必要なデータをより簡単に入手し、分析・活用できるようになります。
利用企業にとってのメリット
1.
セキュアな即時アクセス: Snowflakeの「Secure Data Sharing」機能を利用すれば、自社のデータを安全に保ちながらLBCのデータを直接参照できます。これによりデータの移動やコピーの必要がなく、セキュリティも確保されます。
2.
高度なセグメンテーション: 業種や売上規模といった「LBC」の属性情報を、自社の顧客データと組み合わせることで、理想の顧客プロフィール(ICP)の策定やターゲティングの精度が向上します。これは、企業のマーケティング戦略において大きな強みとなります。
3.
BtoBマーケティングの強化: CRMやMA(マーケティングオートメーション)と連携することで、より効果的な営業・マーケティング施策を構築することが可能となります。ユーソナーは、データ提供を通じて企業の成長を支援します。
Snowflake Marketplaceの特徴
Snowflake Marketplaceは、データの発見からアクセス、購入までを円滑に行えるプラットフォームです。特に、データサイエンスやビジネスインテリジェンスを駆使する専門家に向けて、リアルタイムでデータにアクセスできる環境を提供します。
Snowflakeのデータ共有技術を活用することで、複雑なコストやデータ統合に伴う作業が不要になります。これにより、企業はデータを迅速に入手し、時間を有効に使えるようになります。すでにSnowflakeを導入している企業にとっては、この連携は導入までの工数を大幅に短縮する大きな利点です。
ユーソナーの未来
ユーソナーは、主要なデータプラットフォーマーとの連携を強化し、企業が効率的かつ安全にデータを利用できる環境作りに努めていきます。「LBC」を通じて、顧客企業が競争力を高める支援を続けることが目標です。
本件に関する詳しい情報やお問い合わせは、ユーソナーの公式ウェブサイトまたは広報担当者までご連絡ください。