STICOのエコプロジェクト
2021-06-14 09:30:01

STICOが挑むリボーンエコプロジェクトとSDGsの融合

近年、SDGs(Sustainable Development Goals)という言葉が広く知られるようになっています。これは、2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための17の国際目標を指し、地球上の誰一人を取り残さないことを誓っています。特に注目されるのは、発展途上国だけでなく先進国も取り組むべきユニバーサルな目標である点です。日本も積極的にこれに参加し、個人や企業の取り組みが求められています。

SDGsの目標の一つである「つくる責任」では、現在の地球の人口が急増する中で、衣料や食料、エネルギーなどの製造過程における責任が問われています。特に大量生産と廃棄物問題は、世界全体で解決しなければならない深刻な課題です。この点で、リサイクルやゴミを出さない製造方法の導入は重要な解決策となります。

STICO(スティコ)が取り組む「リボーンエコプロジェクト」は、まさにこのような問題に対する一つの回答です。その理念は「捨てるのではなく、替える」というもので、シューズに使用されるEVA素材を回収し、リサイクルすることで、再生可能な製品を目指しています。STICOの靴は、独自の技術を用いて組み立てた後に分解できるため、これを実現しています。具体的には、ロゴの金属部分、外皮、アウトソール、スチールトゥキャップなどが分別できる設計になっており、完全なリサイクルが可能です。

プロジェクトの流れは、まず収集から始まり、次に洗浄、裁断、混ぜ合わせ、加圧、押出形成、そして化合物への細分化と進んでいきます。この一連のプロセスを経て、新たなリサイクル素材が生まれます。

STICOのシューズは、環境への配慮に加えて、機能性にも優れています。例えば、型番SEB02のシューズを1ペア製造する際には、832.26グラムの二酸化炭素が排出されることが確認されています。しかし、リサイクルされたSTICOのシューズの場合、CO2排出量は0に抑えることが可能です。このように、企業としてのSDGsの目標に貢献することを目指しています。

加えて、STICOが使用しているSUPER EVA素材は、その独自性と将来性から神奈川県秦野市の「セレクト神奈川100」にも選ばれ、ふるさと納税の返礼品としても認められています。これは、多くの人々がSTICOの取り組みに共感し、実際に行動に移そうとする一助となるでしょう。

STICOのリボーンエコプロジェクトは、持続可能な社会の実現に向け、革新的な試みを進めています。その背景には、企業としての環境への深い配慮と、社会に対する責任があります。これを理解し、共感することで、私たちもまた新しい価値観を見出し、行動を起こすことができるのです。環境に優しいSTICOのシューズは、ただの履物ではなく、持続可能な未来を支えるアイテムであると言えるでしょう。

さあ、STICOの取り組みに触れ、自分自身の選択が環境に与える影響について考えてみませんか?あなたの選ぶ一足が、未来を変える力を持っているのかもしれません。

会社情報

会社名
株式会社STICO
住所
神奈川県秦野市曽屋565番地
電話番号
0463-86-6438

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