日本の文化や社会を深く理解するため、米国・カナダから高校生27名が来日しました。彼らはいずれも、日本語を外国語として学ぶ高校生を対象としたクイズ大会「ジャパンボウル」で優秀な成績を収めた学生たちです。
この招へいプログラムは、外務省が推進する国際交流事業「対日理解促進交流プログラム カケハシ・プロジェクト」の一環として行われています。
プログラムでは、日本の政治、経済、社会、文化、歴史、外交政策などについて学び、地域の人々との交流を通して日本の魅力を体感します。
7月17日から7月23日までの7日間、東京都と福島県を訪問。在日米国大使館、在日カナダ大使館、高円宮妃殿下への表敬訪問や、福島県立喜多方高校との学校交流、ホームステイなどが予定されています。
福島県では、環境創造センター「コミュタン福島」や鶴ヶ城などの観光スポットを巡り、伝統文化である赤べこ絵付け体験なども行う予定です。
プログラムを通して、参加者は日本の文化や社会への理解を深めるとともに、日本との友好関係を育むことが期待されています。
ジャパンボウルは、1992年に米国で始まり、2016年からカナダでも開催されている、日本語学習者向けのクイズ大会です。日本語や日本文化、歴史、スポーツ、時事などについての知識を競うことで、参加者の日本語学習意欲を高め、日本への理解を深めることを目的としています。